ゴルフお悩みレッスン「ドローが 打ちたいのに球が曲がってくれません！」

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む！

ゴルフトゥデイ本誌580号／130〜133ページより

今月のアマチュア｜森田さんのお悩みは…… 。

今月のアマチュア
森田 誠さん
ゴルフ歴／ 5年
ハンデ ／ 8.6
スポーツ歴／ 野球
球種／ストレート
好きなクラブ／ウェッジ
ドライバー飛距離／250ヤード
好きなプロ／松山英樹

森田さんのお悩み「コース戦略でどうしてもドローを打ちたいとき球が曲がってくれません！」

今月のお助け隊員｜鳥井悠治プロ

ドローが打てないと悩む森田さんのスイングを見てみよう

森田さんのスイング
「さすがシングルさん！ インサイドインの軌道で打てていますね。でもドローを打つにはフェースコントロールだけでは曲げられません！」（鳥井悠治プロ）

ダウンスイングではシャフトを思いきって寝かせましょう！

写真 左）ストレートボールならこの角度でもＯＫですが……。
写真 右）ドローならこのくらい大胆に寝かせたいんです！

フォローで両腕をクロスさせフェースをしっかり返しましょう！

写真 上）インパクト以降のアームアクションがほぼないですが……。
写真 下）ドローなら右腕が左腕を追い越す感覚でフェースを
ターン！

『主な原因は』ココだ!!

上級者なのでフックを回避するための軌道がしっかりできていますが、ドローはあえてそれを崩す勇気が必要！ダウンでシャフトを寝かせ、フォローで両腕をクロスさせる！あとはスタンスをクローズにすれば、ドローが打ててマネジメントに幅が出ます！

ワンポイント・LESSON

Point！

インパクト以降は 右腕をかぶせていく！スプリットハンドだと、両腕がクロスする感覚を覚えやすいんです！

フェース面に大きなフェースの紙を貼ってヘッドの動きを見てみよう！

写真 左）腕がクロスしないとフェース面は上を向き球は真っすぐ飛ぶが……
写真 右）腕をクロスさせるとヘッドが左へターンし左へのドローになる！

クローズドスタンスでインサイドアウトに振り抜いてみよう！

写真 左）クローズに構え球を３つ斜めに置いて真ん中の球だけを……
写真 右）インサイドアウトの軌道で打てば球はドローする！

森田さんのスイング【Before】
スタンスはスクエアシャフトはオンプレーンだったダウンが……

森田さんのスイング【After】
スタンスはクローズシャフトはフラットこれならドローが打てます！

ミス撲滅のための［お助けドリル］｜スプリットハンドでフラット素振り

ドローを打つポイント３つを一気に身につけられるドリル。クローズで構え、両手を離してスプリットでクラブを握り、テークバックでシャフトを寝かせ、フォローで右手を上に被せる！スライスに悩んでいる人にもオススメ！

「インテンショナルフックが打てるようになり早速左ドッグレッグのホールで試してみたくなりました！」（森田さん）

鳥井悠治

『ビジネスパーソンに大人気　レッスン書を多数出版』

PGAティーチングプロとして長年アマチュアをレッスン。特にビギナー向けの簡単に100が切れる指導法が注目され多数の著書を刊行。秋葉原駅近にあって会社帰りのビジネスパーソンが集う「アクティブAKIBAゴルフガーデン」での個人レッスンがわかりやすいと人気を博している。

協力／アクティブAKIBAゴルフガーデン