ダイキンオーキッドレディス初日、新しいパターで臨んだ比嘉真美子は「いいリズムで振れた」
第34回「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」は初日を終え、西郷真央が8アンダーで暫定首位。そして、2019年覇者で連覇を狙うディフェンディングチャンピオン、比嘉真美子(TOYO TIRE)は2アンダー、13位Tで首位と6打差という位置で初日を終えた。
ドライバーからパターまでいいリズムで振れている
地元開催でありディフェンディングチャピオンとして臨む開幕戦、「ファンの期待と声援に応えたい」と大会開幕前から、気持ちのこもったコメントを発していた比嘉真美子(TOYO TIRE)。試合後の会見では、初日は“いいゴルフができた”と力強い目で答えた。
「いいリズムでゴルフできていて、手応えというか、自分のフィーリング的にはすごくよかったので。もっと伸ばせたかなという感じはあるんですけど、この地元(での試合)、そしてディフェンディング(チャンピオンとして)、開幕戦の初日でしっかりアンダーであがれたことは評価できるんじゃないかと思います」
どんな点が良かったのか、「ティショットからパッティングまで、リズムよく振れていたので、そのへんがすごくよかったなと思いましたし。そのテンポがよかったので、ピンチの場面が少なくて、そういう点でリズムがよかったなと思います」と回答。今シーズンからセッティングに加えたピンのニューパター「TYNE C(タインC)」も、実戦でしっかり仕事を果たしてくれているようだ。
自分がいいと思えるプレーができたら、必ずチャンスはやってくる
いいリズムでプレーできたという、初日のスコアは3バーディ、1ボギー、トータル2アンダーの70。首位とは6打差だが、連覇に向けて明日からのプレーについて聞かれると、「あと3日間あるので、自分がいいと思えるプレーができたら、必ずチャンスはやってくると思っていますし、今日もっと伸ばせたらよかったんですけど。その中でも最低限のスコアは出ているので、あと3日間、たくさんバーディを取れたら、(連覇)あるんじゃないかなと思っています」と意志の強さを感じさせる答えを返していた。
そして、地元開催の大会であり、久しぶりのギャラリーの前でのプレーについては、「ギャラリーの方たちが入ってくれてこそ、100%トーナメントが成り立つというか、完成すると感じていて。声援があると、自分の力以上の、プラスアルファの何か後押しをしてくれるようなことを感じられたので、今日久々にギャラリーの方に声をかけてもらえてすごく楽しかったです」と、有観客大会による開催と来場してくれたファンへの感謝を述べた。
残り3日間、ファンの声援を力に変えて、比嘉真美子らしい力強いプレーを魅せてくれることに期待したい。
写真/Getty Images