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石川遼の助言!渋野日向子がウェッジ4本でスコアを伸ばす

課題だったパー5の4ホールすべてでバーディを奪取

2021/03/05 ゴルフサプリ編集部

ダイキンオーキッドレディス2日目、注目の渋野日向子は5つスコアを伸ばして6アンダーの5位タイに浮上。「パー5で全部(バーディが)とれたので80点くらいです」と本人もこの日のプレーに高得点をつけた。

ウェッジは46度、51度、54度、57度の4本体制

昨年、一昨年のパー5のスタッツで明らかにバーディ率が低かったことが課題だった渋野。今年から昨年までは51度と57度の2本だったウェッジを46度、51度、54度、57度の4本体制に変更。「プラスアルファしたいなと思ったのは100ヤード以内のレベルアップ」だ。

飛距離の目安としては46度が105ヤード、51度が95ヤード、54度が85ヤード、57度が75ヤードとのこと。「今までは51度でかなり弱く50%くらいで打っていたショットが、54度が入ったことでカバーしてくる」とその効果を話した。さらに、「57度だけに頼らず、例えばアゲインストの時に60ヤードを57度で打たず、54度で風に強いボールを打つこともできる。いろいろなバリエーションが増えていっている」と2日目にしてかなり手ごたえを感じているようだ。

実はこの変更には石川遼の影響があった。このオフに自分からお願いをして2、3回くらい一緒に練習したという石川から「100ヤード以内の精度を上げたいならウェッジを増やす選択肢はある」というアドバイスを受けた。

「刻んでも100ヤード以内の練習をすることでバーディチャンスにつけられるので、攻めのゴルフからは遠ざかっていますけど、新しい攻め方もあるんだということを知れたので、それを今回実践している感じです」と渋野。自身の攻め方のバリエーションを増やすことで、さらなる成長を目指している。

写真/Getty Images