こんなウェッジ今までなかった! 笑っちゃうほど寄る、というよりも入る|フォーティーン・TK40ウェッジ
ザックリが止まって、笑いが止まらなくなる!! グリーン周りの強い味方がフォーティーンから生まれた【PR】
フォーティーンの40周年モデルとして、登場したウェッジ『TK-40』はアプローチに悩むゴルファーのために開発された究極のやさしさを搭載したアイテム。ザックリのミスを無くし、アプローチイップスに悩むプレーヤーも笑顔になれる性能を発揮する。そんな『TK-40』を、ゴルフサプリ編集部員がコースで試打。そのやさしさは体感できたのか?
※現在、売切れ中。再販売は2021年6月を予定しています(2021年3月30日現在)
世の中の「ザックリ」を撲滅させるべく、開発された商品
試打レポートの前に、このウェッジが生まれた背景について解説したい。
プロレベルの技術を持つゴルファーも陥ってしまう恐ろしい現象がアプローチイップス。経験豊富なゴルファーも、アプローチでザックリするのが怖くなり、ボールを右足寄りに置いて、直接打とうと、ハンドファーストを強くして、さらにザックリが助長。どんどん深みにはまってしまう。多くのゴルファーがこの状況に悩んでいる。
「そんな状況を何とかしたい」と考えたフォーティーン。「世の中のザックリを撲滅する」をテーマに開発されたウェッジが『TK-40』。アプローチに悩むゴルファーを救いたいという一心から、何度もテストを重ねて完成したモデルだ。
とにかく、ミスを防止して、やさしくアプローチショットが打てる性能を搭載し、グリーン周りで気持ちが楽になる「精神安定剤」のようなウェッジを目指したという。ちなみに『TK-40』のネーミングは、特徴的な独自のソール形状『Tankソール』と40周年記念モデルであることからつけられている。
何よりも、アプローチの悩みを持つベテランから、これからゴルフを始める初心者まで、『TK-40』を使って、ナイスアプローチの成功体験を積み重ね、ゴルフライフを楽しんで欲しい。このウェッジには、フォーティーンのこんな想いが込められている。
バンスが効いてるのに、はねない理由はソール形状にあり!
今回はゴルフサプリ編集部員Kと、同・ギア担当のOがコースで試打。Kは平均スコア90台をウロウロし続ける典型的なアベレージゴルファー。Oは経験豊富でスコアは平均して80台後半、大きなミスはめったにしないパット上手の熟練ゴルファーだ。そんな彼らが実際に打った感想をレポートしてくれた。
編集K「一言で言うと、忖度なしでヤバイよね」
編集O「まさにそれ! 忖度なしでヤバイ!」
編集K「打つたびに笑いが止まらなくなった。簡単すぎてね。これはちょっとないね。こんなにやさしいウェッジは初めてじゃない?」
編集O「ハンドファーストに構えて、右足前にボールを置いて、その状態のまま、パターと同じように、ショルダーストロークすると、勝手にソールが滑ってくれるんだよね。いつもなら、同じ打ち方しても、ちょっとチャックリ気味のショットが、不思議とツルッと抵抗なく打てちゃう」
編集K「多少、ダブり気味に手前から入っても、ドンピシャで入っても同じように飛ぶ。何で、はねないんだろう? バンスが効いてるから、もっとはねそうなもんなのに…」
編集O「ソール形状だろうね。バンスは強いけど、そんなに幅がないから、ちょうどいい具合の分しか下に入らない」
編集K「確かにこのソール形状、あんまりない。ボリューム結構つけてるんだけどね」
編集O「だよね。今まで、やさしいウェッジって、ワイドソールでやさしいはやさしいけど、たまにはねるよね。それがないのがすごいよね」
編集K「何ではねないんだろう?」
編集O「たぶん、バンスが絶妙なんだと思う。削りというか、ソール形状が絶妙なんだよ」
2人が感心しているソール形状は、ミスにとにかく強い「Tankソール」。鋭角な入射角に対応できるように、リーディングエッジ側の形状を緻密に計算し、今までにないソール形状にしたことで、「ザックリミスに強い」を実現している。
実際にコースのグリーン周りで試打。寄るだけじゃない、チップイン率も高い!
編集O「このウェッジで打つと、あれ? ミスった! ってショットでも寄っていく」
編集K「そうそう、寄ってた。っていうか、寄るだけじゃなくてチップインも多くなかった? 普通、試打でこんなにチップイン出ないでしょ?」
編集O「出ないよ。ラインも出ないし、距離感も合わないからねえ」
編集K「何でこれは入るんだ?」
編集O「これ、球が上がるけど、ちゃんとアシも出る(球を転がせる)からじゃないかな? 普通、57度っていうロフトで綺麗に入ると止まっちゃうじゃない?」
編集K「確かに、これはアシ使えるよね、それも自然にね」
編集O「アシ出るけど、死に球なんだよね。だから、行き過ぎてこぼれちゃうこともないし、タッチが出て、止まってくれる。キュキュッと止まるんじゃなくて、トロトロトロって止まる。だから、転がってチップインするんじゃない?」
編集K「そっか、この飛び方、伝わるかな? ホワッて、死に球。プロのアプローチってさ、この死に球なんだよね。それが自然に打てちゃう」
編集O「ホワッと、打てれば普通のウェッジでもできるはずなんだけど、なかなか打てないよね。でも、このウェッジはキャリー2~3ヤードの距離が、簡単に打てて、そのあと、アシを使って寄せていけるってのがいいよね」
編集K「そう、キャリー2~3メートル+転がる球って、なかなか打てないよね。難しい」
編集O「ヘッドがちゃんと抜けてってくれないと、球強くなっちゃたり、くぐっちゃったりするもんだけど、これにはそれがないよね」
編集K「グリーン奥から、下りの傾斜に向かって打たなきゃいけない状況で、行き過ぎないでちゃんと止まってくれたときは感動したよ。思わず、笑いが出ちゃった」
ザックリ防止を突き詰めたクラブ重量とバランスも、この『TK-40』の特徴。通常、ウェッジはグリップ側が軽く、ヘッド側が重いので、切り返しでタメが入りやすく、そのままインパクトすると、ヘッドが鋭角に入り過ぎて、ザックリしてしまう。『TK-40』は、大型ヘッドながら、軽量化を図り、バランスポイントを手元側にしているので、ヘッドが鋭角に入り過ぎない構造になっている。意識をしないでも、スッとヘッドが出せるのだ。
砂が薄いバンカーでも簡単に出せる! このウェッジがあれば、もう怖いモノ無し!
編集K「バンカーショットはマジで、ビビるくらい上手く打てて驚いた。ここのゴルフ場のバンカーは砂が薄くて、毎回、苦労させられていたのに、『TK-40』は、本当にはねない!」
編集O「これ、バンスの効く範囲が狭いからなんだと思う。超ハイバンスでソールが狭いのと同じなんじゃないかな。あと、グースが効いてるのもあるかもね。入射角がきつくても、ヘッドが少し遅れてくるから、薄くなるんじゃないかな? 僕は明らかに上から入るタイプなので、ザックリしやすいんだけど、これは本当にザックリが出ない」
編集K「本当に出なくて驚くよね」
編集O「今回のバンカーは砂が薄かったけど、ふかふかのバンカーでも、砂を薄く取ってくれる感じがあるから、いけそうじゃない?」
編集K「言えてる! 薄く取らなきゃって思うから、難しくなっちゃうけど、このウェッジなら、ただ大きく振ればいいだけだから、やさしいよね」
編集O「振り幅とスピードだけ気にすればいいからね」
編集K「怖いモノ、ないね。このウェッジがあれば、どんなバンカーでも、まかせとけ!って感じだよ」
編集O「バンカーはもちろん、アプローチショットもライを選ばないよね。左足上がりでも下がりでも、ボールを右足前に置いて、ハンドファーストに構えて打てば、寄ってくれるんだもん。ホントすごい」
アプローチのザックリが怖くなると、ボールを右足寄りに置いて、直接打とうと、ハンドファーストを強くして構えることで、余計にザックリを助長してしまう。だが、『TK-40』は、その状況から威力を発揮する設定になっているので、どんなライでも怖くなくなるのだ。
アプローチに悩む上級者から、初心者にも勧めたい!
編集O「構えたときに、グースがすごく強いんだけど、これのおかげでまっすぐ振れるよね」
編集K「そうか、だからフェースを開閉しなくなるんだ。それで、ラインも出しやすいんだね」
編集O「そう、ハンドファーストに構えて、自分の感覚でまっすぐ引いて、まっすぐ出すっていう動きにしかならない。だから、ラインが出るんだと思う」
編集K「コレ、マジ慣れたら、ヤバイよね」
編集O「そう思う。慣れたらヤバイ」
編集K「入りまくる」
編集O「これと、もう少しロフトが立った50度くらいのバージョンが欲しいな。もうちょっと距離のあるアプローチで使いたい」
編集K「今のところ、57度だけなんだよね」
編集O「え~、欲しいなあ、作って欲しい(笑)」
編集K「デザインもカッコいいよね」
編集O「バックフェースがいいよね。キャディバッグに入れてもカッコイイ。これって、フォーティーンのECサイトでしか買えないの?」
編集K「そうみたい。開発コストがかかり過ぎているから、通常の販売方法だと、価格が高くなってしまう。でも、多くの人の役に立ちたいから、なるべく単価を抑えて販売したいという気持ちで、EC直販の限定発売にしたんだって」
編集O「だから、手頃な価格なんだ。いや、これは欲しいよね」
編集K「だまされたと思って、使ってみて欲しいよね。アプローチで悩んでいる人は買って損がないと思う。僕は実際に打ってみて、心の底からそう思った」
バックフェースのデザインは、悪路に強いイメージを表現するために、サファリをイメージしたとのこと。遊び心を感じさせるし、何よりカッコいい。また、価格は税込みでスチールシャフト装着が14,000円、カーボンシャフト装着で16,000円とお手頃。フォーティーンの公式サイトのみの限定販売だからこその価格で、購入しやすくなっている。
ゴルフを始めたばかりで、バンカーから出ないと悩む初心者にも勧めたいし、スコアをもっと縮めたいと思うなら、『TK40』をぜひ手にして欲しい。自信を持ってそう言えるウェッジだ。
フォーティーン創業者の故・竹林隆光氏は「道具でできることは道具で済ませる」を信条にしていたが、まさにその精神を具現化したモデル。このクラブを手にすることで、ゴルフってやさしい、スコアが縮まって、本当に楽しいと感じられるようになる。
コース内試打、最後の1打
協力/サザンヤードカントリークラブ
撮影/相田克己
取材/ゴルフサプリ編集部
文/下山江美