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1万円で買える人気No.1は『913』か『SLDR』。キズや状態よりもシャフトに注目

中古クラブ売買の裏ワザ教えます!! Vol.19

2022/03/04 ゴルフサプリ編集部

中古クラブの世界で30年! 中古クラブに関する知識において、レジェンドと呼ばれる中山功一氏が中古クラブの得する扱い方を伝授します。

GOLF TODAY本誌 No.597/72ページより

中山功一
なかやま・こういち
かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。

1万円で買える人気No.1は『913』か『SLDR』。キズや状態よりもシャフトに注目

約30年間、中古クラブ市場で仕事をしていますが、最近の中古ショップの常連には2通りのお客さんがいます。1つはとにかく人気があったり、プロが使っている話題のクラブを購入したいタイプ。最近で言えば『ステルス』や『スリクソンZX7』を求めるゴルファーです。もう1つは、あらかじめ1万円、2万円と予算を決めて、その予算内でクラブを買う人達。そういうタイプは、わりと頻繁にドライバーを買い換えながら、少し古い時代の名器を楽しんでいます。

今、1万円で買えるドライバーとして人気なのがタイトリストの『913シリーズ』やテーラーメイドの『SLDR』。『913シリーズ』はボールの印象が強かったタイトリストにおいて、「ドライバーも良い!」ということを知らしめた名器。その後の『915シリーズ』『917シリーズ』とタイトリストのドライバーが大ヒットするキッカケになったモデルでした。一方の『SLDR』は、テーラーメイドの歴史を振り返ると大ヒットしたとは言えません。発売当初はスピン量が少ないことで「難しい、打球が上がらない」という印象を持ったゴルファーも多かったのですが、今打つとそれほど難しく感じません。その理由の1つがボールの進化です。『SLDR』が発売された9年前と比べると、ボールはさらに飛距離性能が高くなり、弾道が高くなっています。その結果、スピンが少なすぎると言われた『SLDR』が適度な低スピンに感じられるようになったようです。

ちなみに『913シリーズ』も『SLDR』も2013年モデルとして発売されたクラブですが、この年代のクラブは中古市場においてキズや汚れではほとんど値段が変わりません。最も値段に影響するのはシャフトで、古いヘッドでも、新しいシャフトがついているモデルもあります。シャフトは単体でも3万、4万円はするのですが、古い名器に新しいシャフトがついているモデルでも1万円前後で売られている掘り出し物も多いです。

ドライバーで1万円で購入できるのは2012年から2013年に発売されたモデルが中心。ゼクシオシリーズなら2011年12月に発売した『ゼクシオセブン』も1万円以下になっている。

裏ワザ〈予算1万円編〉

●ドライバーだと2012・2013年モデルが狙い目
●カスタムシャフトがついていれば超お得
●1万2000円以下なら、価格交渉で1万円に

中山功一セレクト

今月のオススメ中古No.1

タイトリスト 913 D2
アクシネット ジャパン
2013年のNo.1ドライバーと言われた『タイトリスト913 D2』。445cm3の『913 D3』は、今、構えるとややヘッドサイズが小さく感じてしまうが、460cm3の『913 D2』は安心感がある形状で顔が良い。打感やクラブ全体のバランスの良さは、最新ドライバーにも負けていないと思います。



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