アマチュアがWGC（世界ゴルフ選手権）の出場権を得るかも！？

アマチュアの杉原大河選手

今年最初の国内男子メジャー「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」で、今回からアマチュアの出場が認められた。3人の出場者のうち、予選ラウンドを終えて杉原大河選手（東北福祉大）が2アンダーの4位タイにつけた。

飛距離ではプロの中で上位

杉原選手の予選ラウンドでのドライビングディスタンスをチェックすると311ヤードで4位。トッププロの中でも飛ばしでは5本の指に入っている。さらに最近ではメンタル面も成長。「プロの試合でもできるだけ上位にいきたい」と意気込む。

日本ゴルフツアー選手権の優勝者に与えられるのが「WGC（世界ゴルフ選手権）-フェデックスセントジュードインビテーショナル」の出場権。この権利はアマチュアにも適用される。前代未聞の挑戦権は、これから世界を目指す杉原選手にとっても魅力的な報酬だ。

予選ラウンドを終えてトップと5打差の4位タイと好位置。ムービングデーと言われる3日目にナイスプレーができれば、優勝は夢物語ではなくなる。「（トップとの差を）意識しないというのはできないと思うので、それを意識しても自分のプレーをすることが何より大事だと思う」と杉原選手。この週末、前人未踏の挑戦がはじまる。

写真／ヒルズゴルフ