期待という重圧をはねのけて、またもビッグタイトル獲得
ゴルフ世界アマチュアランキング1位の座に立つ選手として、大きな期待という重圧の中で戦った中島啓太。アジアパシフィックアマチュア選手権の4日間の戦いの中で、諦めかけた場面もあったというが、「こんなところで終わってはいけない。金谷さんも応援してくれていた」と自信を奮い立たせた。
最終日、単独首位からスタートした中島啓太。6バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの68で回り、通算14アンダーでフィニッシュするも、このスコアにコー・タイチ(香港)も並びプレーオフに突入した。1ホール目はお互いにパー、だが続く2ホール目、コー・タイチが池に入れるなどしてダブルボギーとしたのに対し、中島は2オンさせてバーディ、勝負を決めた。
中島はアジアのアマチュアNo.1ゴルファーを決めるアジアパシフィックアマチュア選手権も制したことで、2021年は4つのビッグタイトルを獲得。7月には日本アマチュア選手権で優勝、9月には国内男子ツアーのパナソニックオープンで史上5人目のアマチュア優勝、さらに世界アマチュアランキング1位に贈られるマーク・マコーマック賞を受賞している。
そして、アジアパシフィックアマチュア選手権優勝とマーク・マコーマック賞の受賞によって、中島は2022年のマスターズ、全米オープン、さらに全英オープンの出場権を獲得しており、来年はより一層忙しい年となりそうだ。これらメジャー大会への出場権獲得をしたことで、中島は「来年は大きい試合が定期的に入っているので、1試合1試合、ちゃんと準備してベストパフォーマンスを出すことが、プロになる前の準備かな、と思います」と目標を再設定した。


