パターの平均価格は5年前から2倍以上に

中古ショップでは『ステルス』や『ローグST』の人気も高いですが、その2強ドライバーを差しおいて中古ショップで即売れ状態になっているのがオデッセイのパター『トゥーロンシリーズ』です。新品だと6万円を超える『トゥーロン』はオデッセイの中でも価格が高いシリーズですが、中古だと4万、5万円台で販売してもすぐに売れているそうです。

価格が高くても売れる要因の1つとして、そもそもパターの平均価格自体が5年前と比べると2倍以上に上がっています。5年前までは中古ショップで一番売れているパターの平均価格が1万円台後半でした。それが今は中古で3万円近いパターが1番の売れ筋になっています。

ドライバーやアイアンなども5年前と比べて価格は上がっていますが、他のクラブと比べてもパターの値上がり率は高い。だから、『トゥーロン』が4万円、5万円で売っていてもゴルファーは極端に高いパターという印象ではないのでしょう。

もうひとつの要因として、『トゥーロン』には2つの客層がいることです。一つは、元々『オデッセイ』を使っていて、少し違ったタイプの『オデッセイ』を求めるタイプ。『ホワイト ホットOG』だと、みんなと一緒になってしまうのでデザインや機能性が少し違う『トゥーロン』を購入した人も多いと思います。

もう一つは、今まで他メーカーの高級パターを使っていた人が『トゥーロン』に乗り換えていること。『トゥーロン』はオデッセイなのにノンインサートなので、『スコッティ・キャメロン』シリーズなどを使っていた人でも違和感なく使うことができます。

また、日本では女子ツアーが開幕しましたが原英莉花選手などが『トゥーロンシリーズ』を使っています。今後、ますます『トゥーロン』の使用者が増えて、活躍する選手が増えるとさらに需要が高まると思います。

裏ワザ〈高価格パター編〉

●高価格パターでは傷や状態が価格帯に大きく影響
●ヘッドカバーがないと査定はマイナス3000円
●純正グリップが最も高く売れる

中山功一セレクト

今月のオススメ中古No.1

オデッセイ トゥーロン ポートランド(2018)

最新モデルの『トゥーロン』は価格も高くて、なかなか流通していません。そこで狙い目なのが2018年に発売された初代の『トゥーロン』。この年代の『トゥーロン』は中古価格も2万円台ですし、打感も良い。個人的には角型になっている『ポートランド』がオススメです。

中山功一
なかやま・こういち
かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。


中古クラブ売買の裏ワザ教えます!!

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