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コラム
臼井麗香もイチ推し!! 『ROGUE ST』フェアウェイウッドはツアーで大活躍中！

臼井麗香もイチ推し!! 『ROGUE ST』フェアウェイウッドはツアーで大活躍中！

フェアウェイウッドに悩んでいるなら『ROGUE ST』に注目！その魅力を大解剖！

2022/05/17　ゴルフサプリ編集部　篠原嗣典

2022年3月に発売されたROGUE ST シリーズのフェアウェイウッドの魅力を再確認するためのメディア向けイベントが開催され、臼井麗香プロがゲストで登場。改めて、ROGUE ST フェアウェイウッドの魅力を掘り下げる。

臼井麗香プロはROGUE ST MAX FWを使用中！

キャロウェイは『ROGUE ST』のフェアウェイウッドが、多くのツアープロに使用してもらい好評を得ていることと、そのテクノロジーにも自信があることから、もっとたくさんのゴルファーにROGUE ST シリーズのフェアウェイウッドを知って欲しいということで、メディア向けの告知イベントを2022年5月17日に開催した。『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドは、2022年3月から発売されている。

YouTubeでも大人気のプロゴルフコーチ菅原大地氏が司会進行して、まずは、キャロウェイスタッフから『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドの特徴の説明があった。

女子プロも登場するイベントということで、メディアの多くがギア系担当ではなくトーナメント系担当の記者やカメラマンで、『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドのテクノロジーの説明に、「へぇ〜」という感嘆の声が上がっていた。

『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドの特徴は三つ。

一つ目は、キャロウェイのウッド系クラブの最大のテクノロジーの「AI JAILBREAK ST」が最新で最適になったことだ。ドライバーのように、フェースの裏でソールとクラウンを繋ぐフレームでたわみを最適化させるのではなく、『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドは、三日月状のフレームをフェース裏のトウとヒールの両方に配置して、上下ではなく、左右からヘッドのたわみをコントロールしているのだ。フェアウェイウッドのように体積が小さいヘッドの場合は、この方法のほうが効率が良いらしい。

二つ目は、「AI設計のFLASHフェースSS22」だ。
これはフェースの裏側の形状をそれぞれの番手で最適なスピン、打ち出し、ボール初速になるように、AIが設計したというわけで、この数年間、飛距離を増大させる実績も出してきた。
このフェース、キャロウェイのお家芸ともいえるカップフェース形状であることも重要だと思われる。

三つ目は、「タングステン・スピードカートリッジ」を前方に設置し、低・浅重心化していること。
キャロウェイは、フェアウェイウッドのような小さな中空ヘッドでは、タングステンを使用しない設計を採用していたが、新しい考え方で、フェースなどのテクノロジーと合致させて成立されているのである。

これだけ見ても、最先端のスーパーフェアウェイウッドを想像してしまうゴルファーも多いだろうが、実際に打ってみなければ、どんなに素晴らしいテクノロジーも画に描いた餅になってしまうのがゴルフクラブだ。

臼井麗香プロが登場して、すでに実戦投入している自分のフェアウェイウッドを打った。5番ウッドで、195ヤードを打ち、状況に合わせて、ドローもフェードも打つという。

弾道解析のトラックマンがセットされていて、打つごとにデータも公開され、ミート率1.4台を連発した。芝生の上からフェアウェイウッドを打って、1.4台のミート率というのは驚異的な数字だ。

臼井麗香プロは、『ROGUE ST MAX FW』の5番と7番を使用していて、気に入っている点は、曲がらないところだと話した。面白いことに、「他の三つのフェアウェイウッドは、『MAX』を打って良かったから、全く打たなかった」というのだ。ツアープロというのは、そういうものなのかもしれない、と感心した。

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次に、プロゴルフコーチ菅原大地氏が、スタンダードモデルの『ROGUE ST MAX FW』、ドローバイアスが特徴の『ROGUE ST MAX D FW』、『D』をベースに軽量化して振りやすくした『ROGUE ST MAX FAST FW』、ロースピンなボールが打ちたいゴルファー用の『ROGUE ST LS FW』を打つデモンストレーションがあった。

5番ウッドを、それぞれ気持ちよさそうに「やさしいですね」と呟きつつ打った菅原氏。
ボールは、『LS』だけしっかりと振っている感じだったが、基本的な弾道は同じで、4種類共に軽いドローだった。
特筆すべきは、全てのフェアウェイウッドで、ヒット率1.49をキープしていたことだ。

ご本人も「数字的には、高反発違反ではないかと心配になりますが」と話していたが、もちろん、ルール適合なのである。
この部分だけでも、『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドが、ギリギリを越えてしまう飛距離性能を持っている証明である。

事前に少し打って、それぞれのクラブにアジャストしていたのだと推測されるが、見事にボールが揃っていた。
もう少し推測すると、菅原氏はドローが持ち球なのではないか、と思った。

僕も4本のフェアウェイウッドを全てコースで打ったが、打ちやすさのテーマがそれぞれに違うだけで、僕の場合は、4本全てがフェードを打つのが楽だったし、気持ちが良かった。僕は元来、フェード打ちだからだ。

4本のフェアウェイウッドのいずれかが、ほぼ全てのゴルファーに合う1本になる可能性があるのだ。
キャロウェイの自信はホンモノである。

5月2週目の国内男子ツアーの「アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ」で、『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドを使用した選手は、約30人で、使用率一番だったという。
国内女子ツアーでも、米ツアーでも、『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドは目立っている。

臼井麗香プロのキャディバッグの中を見せてもらったが、3番は『EPIC FLASH』だった。
キャロウェイのスタッフに確認したところ、「ROGUE ST MAX の3番も臼井プロに頼まれていますが、供給が間に合っていないんです。本当に申し訳ないと反省しています」ということだった。

個人的には、5番も良いが、もっと四つの個性が際立って、機能を発揮するという意味で、3番こそが『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドの面白さだと確信していることも追記しておく。

今回のイベントを通して、臼井麗香プロがキラキラして美しいことにビックリした。早く3番ウッドも供給されて、同期の女子プロたちに続いて、初優勝して欲しい、と素直に祈った。

そして、『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドの優秀さを思い知った。
今使っているフェアウェイウッドが完璧で、何ら文句がないゴルファーは無視しても良いが、少しでも不満や疑問があるのなら、思い切って『ROGUE ST』シリーズのフェアウェイウッドを打ってみるべきである。

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篠原嗣典。ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてでビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。