ゴルフクラブのお手入れしていますか? 正しいメンテナンスでクラブの寿命を伸ばしましょう!
クラブフィッター・オグさんのギアコラム
皆さんこんにちは。オグさんです!今回は、クラブのメンテナンスについてお話したいと思います。
皆さんは、クラブのメンテナンスをどのように行っていますでしょうか。多くの方は、練習やプレー終了後に軽くヘッドを拭いたりするといった程度なのではないでしょうか。それでも全然不自由ないよと感じている方も多いと思いますが、それだけではジワジワと劣化を早めている可能性があるのです。
クラブのメンテナンス方法とは
ゴルフクラブの天敵は、2つあります。それは水気と乾燥です。相反するものですが、濡れたままにしたり、乾燥した場所に放置したりするとクラブは少しずつ傷んでいきます。
そういったダメージが最も顕著に表れるのがグリップです。グリップは、消耗品でもあるため劣化が早いのは当然なところもあるのですが、しばらくクラブを握らなかったら、グリップがカチカチになっていたなんてことを経験されている方も多いでしょう。
クラブのコンディションを長持ちさせるためには、そこまで特別なメンテナンスは必要ありません。
(1)月に1〜2回、キャディバッグからすべてクラブを出し、グリップからシャフト、ヘッドを軽く水拭き
(2)軽く水気を取ったら、乾くまで陰干しすればOK
これをやるとやらないでは、寿命が全然違います。
クラブの保管場所が重要なんです
個人的にクラブの寿命を延ばすのは、メンテナンス方法よりも保管場所の方が重要だと思っています。理想は、自分の生活空間に保管すること。
適度な湿度と温度が保たれた場所に保管しておけば、グリップも傷みにくくなりますし、温度変化が少ないため、ネックの接着剤の劣化を遅らせることができます。
保管場所で最もよくないのが、車のトランクです。夏はトランク内は風通しが悪く湿気がこもりやすいうえ、60度近くにもなり、冬には乾燥に襲われます。こんな環境で保管していては、クラブが劣化して当然です。
たまに拭いてあげつつ、できるだけ自分が生活しているのと同じ環境に保管する。ご家族には怒られるかもしれませんが、そこはがんばって!これだけで、クラブはあなたの力強いパートナーになってくれるはずです。(きれいに使えば、リセール価格も落ちにくくなりますよ!)
■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。
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