トップしてチョロ…スイング＝「円運動」が途切れていませんか？いつでも自分を円の中心に！

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む！

ゴルフトゥデイ本誌609号／118〜121ページより
協力／トータルゴルフフィットネス 　取材／平山 讓　撮影／高木昭彦

今回のアマチュア、神原さんのお悩みは…？

神原佳子さんのお悩みは…
ロングの2打目ユーティリティが安定しないんです。
トップしてしまい、すぐそこにチョロだとホント悔しくて…

今月のお助け隊員 赤坂友昭プロ
ユーティリティのお悩みワンポイントに絞って解決しましょう！よろしくお願いします！

神原さんのユーティリティショットを見てみましょう！

主な原因はココだ！

インパクト付近で軸を傾けてしまい低い球しか出なかったために、腕を引き上げる動作で球を無理に上げようとしてトップ多発につながっていた！

インパクトで「軸」が飛球線方向に傾いている！

（左写真）この傾きだとトップか当たっても低い球に！

（右写真）軽く逆方向に傾いているくらいの方が球は上がってくれる！

インパクト以降で球をしゃくり上げようとする動きがあります！

（左写真）腕を引き上げて球を上げようとするのではなく、

（右写真）逆にクラブのヘッドを球に落としてあげるイメージでいい！

ワンポイントレッスン！

スイングは「円運動」であることをイメージして振り切りましょう！

ここをチェック！

【ヒモを回す円運動も軸の大切さを教えてくれる！】

（左）ヒモを回している最中に体が突っ込むと回転は途切れるが…

（右）突っ込まなければいつまででも回していられる！

【突っ込まなければ自然とフォローで腕を伸ばせる！】

（左）突っ込むと球との距離が近くなり腕を畳んでしまうが…

（右）球が適度に遠くにあれば腕が窮屈にならない！

さらに！ミス撲滅のための今回のドリル【左右対称連続素振り】

ハーフスイングのトップから....ハーフスイングのフィニッシュへ！

カンタンな練習の繰り返しでミスを減らしましょう！

いきなり円運動が難しいという人なら、「半円」をイメージするハーフスイングの素振りもオススメです。

このとき注意したいのは、左右対称に振ること。コックの角度までトップとフィニッシュで同じにし、あくまでも左右対象で半円の運動をする感じを忘れずに！

お悩み解決！

Before
軸を傾けて突っ込み腕が曲がっていたインパクトが…

After
突っ込まずに両腕が伸びたインパクトに！

今回のお助け隊員

数多くのプロに教える理論をアマチュアにも

赤坂友昭
プロ時代からトータルゴルフフィットネスにてトレーニングを学ぶなど精力的に活動。
巷にある感覚論にも疑問を感じ、コーチに転向後は、クラブ力学・物理学・運動力学という根拠のあるものを日々追求。
現在は東京ゴルフスタジオ、トータルゴルフフィットネスにて、数多くのプロに教えている理論を、わかりやすくアマチュアにも指導している。

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