携帯禁止のマスターズは、2023年も「黒い公衆電話」が大活躍している
2023年もいよいよマスターズの季節がやってきた。マスターズの伝統と言えば、コース内に携帯電話を持ち込めないこと。
試合になると1日5万以上が訪れるが、全員が入場ゲートの手前にあるカウンターで自分の携帯電話を預けて、金属探知機のチェックを受けてからしかコース内に入れない。おそらく1日数万台の携帯電話がここで預けられているだろう。
コースに携帯電話を持ち込めないのは記者やカメラマンも同じ。もし、携帯電話を持ち込んでしまうと記者はメディアパスを、パトロン(ギャラリー)は観戦チケットが没収されてしまうこともあるそうだ。
連絡手段は公衆電話
だからマスターズの期間中は、連絡手段として公衆電話が大活躍している。
1番ホールの右脇には約20台の公衆電話が並んでいるが、ほとんどが使用中。
「これから、18番ホールのグリーンに向かう」
「ショップが並んでいて、当分入れない」
「タイガーが来たぞ!」
みんな家族や友人にこのような話をしていた。
マスターズの公衆電話ってどんな感じなの?
一見、昔ながらの黒電話に見えるが、この電話を使えば国際電話も可能。ネットが使えない頃はこの電話を使って各国の記者が自分の国に結果や速報を伝えていたそうだ。ちなみに通話料は無料だから、小銭を入れたりする必要はない。
他のメジャーやPGAツアーの試合では、ギャラリーが携帯で写真を撮ったり、SNSやネットニュースをチェックしながら試合を見ているが、マスターズでは全員が目の前のプレーに集中しながら選手達のプレーを楽しんでいる。
それがオーガスタ独特の雰囲気を作り上げているのだろう。




