なんと平均250ヤード飛ばしてるんですって!

藤田プロの2022年シーズンは平均250.06ヤードを飛ばし、平均飛距離ランキングの8位に入っているんです。しかも優勝した「大王製紙エリエールレディスオープン」では265.875ヤードも飛ばし、全体の3位になっていました。本当に飛んでますよね~。

藤田プロが使っているドライバーヘッドはPINGのG430 MAXの9度。それに日本シャフトのレジオフォーミュラMB+ 55Sを45.5インチで組んでいるそうです。

高級素材を使い、飛距離性能に特化したプレミアムシャフト!

レジオフォーミュラMB+はシャフト全長にT1100Gと7軸組布を、中間から手元部にかけては9軸組布を配することで、スイング中に発生するシャフトの扁平を極限まで減少させています。

また、先端部分は曲げ剛性に対する高い復元力で初速の最大化が実現されています。さらに、ねじれ剛性を大幅に向上させることでボールコントロール性能をアップ。大型の高慣性モーメントヘッドとのマッチングもよく、ヘッドの性能を最大限に引き出してくれます。

コスメは黒ベースにゴールドの模様が入っており、少し高級感もあるなかなかいい感じのデザインです。僕は裏挿しをしているのですが、裏だとほぼ真っ黒になっちゃうので、もう少しなにかデザインがあってもよかったかな。
ちょっと裏は寂しいっす。

PINGのG430 LSTで組んでみました。

僕が試打したレジオフォーミュラMB+は、藤田さいきプロと同じ55S。カタログによると中元調子で58.5g、トルク4.4ということです。ヘッドはPINGのG430 LSTでロフトは9度。

藤田プロも同じG430なのですが、彼女はMAXの9度です。長さは藤田プロよりも0.25インチ短い45.25インチで組んでいます。藤田プロよりも僕のほうが難しめのヘッドになってしまいました。

粘るけど、スピード感と押し感もある!

さっそくコースで打ってみましたが、まず感じたのは切り返しでの手元側のしなりです。粘るという感じとは少し違って、手元側がクイッとしなる感じがしました。タイミングはとても取りやすく、気持ちよく切り返せます。

そこからインパクトにかけてはけっこうなスピード感で戻ってきてくれますが、走りすぎるような感じはなくて、インパクト以降はボールを押し込んでくれるような感覚もありました。中間から先端にかけてのハリをけっこう感じますね。

先端部分の剛性感は高く、ミスヒットしてもあまりヘッドがブレることなく、そのままボールを押してくれる感じです。G430 LSTのヘッドは慣性モーメント大きめですが、ヘッドがねじれる感じもありません。

●弾道:少し低め、中弾道
●球の強さ:強め、直進性も高い
●つかまり:それなりに
●スピン量:少なめ

弾道は少し低め。ボールが勝手に上がるシャフトではないですね。あまり上がるヘッドではないということもありますが、僕の場合は中弾道でした。しかし球は強く、直進性も高いですね。

つかまりは、そこそこだと思いました。先が走るわけではないので勝手につかまえたりしてくれるわけではないですが、ドローヒッターならしっかりとつかまるし、フェードヒッターも思い通りの弾道が出せると思います。僕の場合は、ほぼストレートから軽いフェードって感じでした。スピンは少なめですね。

55Sはけっこうハリ感ありで飛距離も出ます!

●飛距離性能:けっこう高め
●スピン量:球が強く、スピン量も少なめ

ランも含めてけっこう飛んでいました。僕の場合は少し弾道が低めだったので、もう少し打ち出し角を上げてやれば、さらに飛びそうに感じました。藤田プロのようにG430だとMAXのほうが距離は稼げそうです。

僕が使った55Sは、女子の藤田プロが使っているのでそこまでハードではないのかなと思いましたが、けっこうしっかり感を感じました。硬いわけではないし、切り返しでは手元側がしなってくれるのでスムーズに振れますが、インパクト付近ではけっこうハリ感を感じます。

それを硬いと思う人もいるかもしれません。森田 遥プロはこのMB+の55Rをチョイスしているようなので、一般アマチュアはそのほうが打ちやすい人もいるかもしれませんね。

気持ちよく振り抜けて叩けるシャフトでした!

ガッツリと2ラウンドほどレジオフォーミュラMB+を使いましたが、個人的にはかなり気に入りました。飛距離性能も高いし、とても振りやすかった。僕がミスするときは、合わせに行って振り切れなかったときに、右に少しペラった球が出る感じでした。

このシャフトは気持ちよく振り切れるので、フィニッシュまでしっかりと振り切ったほうが結果が出ますね。叩けば叩くほど飛距離も出てくれそうです。ボールを勝手につかまえてくれたり、上げてくれたりするシャフトが好きな人には向かないと思います。あまり左を気にせず叩きたい人に、いいんじゃないでしょうか。そこまでハードヒッターである必要もなさそうです。

僕の感想としては、手元側の粘りと中間からの走り、そしてハリ感のバランスが上手く取れている、かなり完成度の高いシャフトだと思いました。日本シャフトといえば、どうしてもスチールシャフトのイメージが強いと思いますが、カーボンシャフトもかなりいいもの作ってるんですよ。

レジオフォーミュラプラスシリーズの「M+」「B+」というのも、かなり評判のいいシャフトなので、この「MB+」と一緒の打ち比べしてみるのもいいんじゃないかと思います。ちなみに稲見萌寧プロは「M+」の55Sを使っているようですよ~。

野村タケオ

ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。京都府出身。
様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。


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