あの飛ばし屋プロ 藤田さいきも使っているシャフト「N.S.PRO Regio Formula MB+」は、やっぱり飛距離性能も高かった!
野村タケオのゴルフ実験室
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
日本の女子ツアーでは若手選手の活躍が目覚ましいですが、どっこいベテランと呼ばれる選手たちもがんばっています。そんなベテランのなかでも、藤田さいきプロは2022シーズンに「大王製紙エリエールレディス」で11年ぶりのツアー6勝目を挙げました。
藤田プロの特徴といえば、アイアンショットの正確性もありますが、なんといっても飛距離。若手プロに混じっても全く引けを取らない飛距離を誇っています。そんな藤田プロが使っているドライバーのシャフトが、日本シャフトの「N.S.PRO Regio Formula MB+(レジオフォーミュラMB+)」。一体どんなシャフトなのか気になりませんか?ってことで、さっそくコースに持ち込んで試打してきました!
<取材・文・写真提供> ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ
なんと平均250ヤード飛ばしてるんですって!
藤田プロの2022年シーズンは平均250.06ヤードを飛ばし、平均飛距離ランキングの8位に入っているんです。しかも優勝した「大王製紙エリエールレディスオープン」では265.875ヤードも飛ばし、全体の3位になっていました。本当に飛んでますよね~。
藤田プロが使っているドライバーヘッドはPINGのG430 MAXの9度。それに日本シャフトのレジオフォーミュラMB+ 55Sを45.5インチで組んでいるそうです。
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高級素材を使い、飛距離性能に特化したプレミアムシャフト!
レジオフォーミュラMB+はシャフト全長にT1100Gと7軸組布を、中間から手元部にかけては9軸組布を配することで、スイング中に発生するシャフトの扁平を極限まで減少させています。
また、先端部分は曲げ剛性に対する高い復元力で初速の最大化が実現されています。さらに、ねじれ剛性を大幅に向上させることでボールコントロール性能をアップ。大型の高慣性モーメントヘッドとのマッチングもよく、ヘッドの性能を最大限に引き出してくれます。
コスメは黒ベースにゴールドの模様が入っており、少し高級感もあるなかなかいい感じのデザインです。僕は裏挿しをしているのですが、裏だとほぼ真っ黒になっちゃうので、もう少しなにかデザインがあってもよかったかな。
ちょっと裏は寂しいっす。
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PINGのG430 LSTで組んでみました。
僕が試打したレジオフォーミュラMB+は、藤田さいきプロと同じ55S。カタログによると中元調子で58.5g、トルク4.4ということです。ヘッドはPINGのG430 LSTでロフトは9度。
藤田プロも同じG430なのですが、彼女はMAXの9度です。長さは藤田プロよりも0.25インチ短い45.25インチで組んでいます。藤田プロよりも僕のほうが難しめのヘッドになってしまいました。
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