刺さりにくさを軽減するのはソールの幅だけではない
実はアイアンのソールには、幅だけでなく、もうひとつ性能を左右する部分があります。バウンスです。バウンスについて簡単に説明すると、ソールが下部に出っ張っている部分を指します。このソールの出っ張りが大きいほど、接地したときに地面と反発しやすく、ヘッドが刺さることを軽減してくれる役割を持っています。
ウェッジではよく注目されるバウンスですが、アイアンにも搭載されているのです。ソール幅が狭くてもダフリに強いアイアンが欲しいという方は、このバウンスに注目してみてください。
メーカーによってはカタログに掲載していないところもありますが、シャープなソール形状でもバウンスが大きめに設定されているモデルは、見た目以上にダフリのミスに強いモデルが多いですよ。
ちなみに…
これは余談ですが、実は日本でアイアンに大きめのバウンスを付けると、難しいと評価されてしまうことがあります。理由は、練習場のマットです。人工芝が薄いと硬い下のマットとの隙間がほとんどなく、バウンスがかえって邪魔になってしまうことがあるからです。
コースの地面はそこまで硬くないのに加え、ボールは芝に支えられ浮いた状態になるため、バウンスがあったほうがミスの軽減具合は大きくなります。コースで安定した球を打ちたいなら、バウンスが大きめのモデルがおすすめです。
見た目シャープなモデルをご紹介!
ソール幅は性能を見極める部分であり、狭いほど上級者が求める性能を持っているモデルであることが多いです。ですが、見た目がシャープなモデルを使いたい中級者もたくさんいらっしゃいますし、上級者でもミスに強いモデルを好む方もいます。
そこで独断と偏見ではありますが、ソールが比較的狭いモデルの中で、おすすめをいくつかご紹介したいと思います。
テクニックがあるゴルファーが使うと意外とやさしい!と感じる狭ソールモデル
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PING ブループリント(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
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ミズノ JPX 923 ツアー(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
この2モデルは、ソール激狭でヘッドサイズも小さく非常にシャープです。ですがバウンスは割と多めに設定されていて、意外とダフリのミスに強かった印象があります。上級者が求める操作性は文句なしです!
上級者はもちろん中級者でも使える意外とやさしい狭ソールモデル
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ブリヂストン 221CB(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
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スリクソン ZX7(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
実はこのジャンルのモデルは意外とたくさんあります。そのほかで上げると、タイトリスト「T100-S」や、本間ゴルフ「TW757 Vx」などもこのジャンルに入りますね。
ミスへの寛容性と操作性のバランスがよいモデルばかりです。上達思考が強いなら、早めにこういったモデルを使うことをおすすめします。
■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。




