手首を固めて打っていない?手首を柔軟に使えれば自然とハンドファースになって飛距離が伸びる!
連載 ゴルフお悩みレッスン「われらアマチュアお助け隊」【第53回】
巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!
ゴルフトゥデイ本誌613号/124〜127ページより
協力/東京ゴルフスタジオ 取材/平山 讓 撮影/鈴木教雄
今回のアマチュア、豊川祐樹さんのお悩み
豊川祐樹さんのお悩みは…
アイアンの方向性はまずまずですがロフトなりの飛距離が出ていない気がします
ときどきトップやダフリのミスも出てしまいます...
ゴルフ歴 | 12年 |
---|---|
平均スコア | 88 |
スポーツ歴 | ラグビー |
ドライバー飛距離 | 250ヤード |
好きなクラブ | ウェッジ |
好きなプロ | ビリー・ホーシェル |
今月のお助け隊員/吉本舞プロ
アイアンのお悩みワンポイントに絞って解決しましょう!
豊川祐樹さん
よろしくお願いします!
豊川さんのアイアンショットを見てみましょう!
テークバックはとてもキレイですね!ですがトップからの切り返し以降、ダウンスイングが全体的に硬く、手首も柔らかく使えていない印象を受けます。
主な原因はココだ!!
手の力で押しながら、クラブを下ろしているので、手首が固まりシャフトが立って高い位置からおりてきています。
そのためインパクトで、手元とヘッドに時間差がなく、ハンドファーストインパクトができていなかったのです!
切り返しで手首の可動量が足りずシャフトが立って下りてきている!
(写真左)トップからの切り返し直後のシャフトの角度に注目!
(写真右)手首を柔軟に可動できればシャフトは斜めに下りてくる!
"手首"を固めてるとハンドファーストにならない!
(写真左)インパクトでの右手首に角度がない!もっと手首をリラックス
(写真右)右手首の角度の深さはこのくらいがいい!美しいハンドファーストに!
ワンポイントレッスン
- 地面ではなく、空中でフェースの重心を感じながらグリップしてみましょう!
ここをチェック!
【フェーズの重心でグリップし、かぶり気味に構えるのが正解!】
(写真左)空中で振ってから地面に下ろしアドレスすると
(写真右)フェースがかぶり気味になるがそれでいいのです!
【アドレスではフェースがかぶり気味でもインパクトで自然とスクエアになる!】
(写真左)フェースがかぶり気味のアドレスから手首を柔軟に握ったまま振れれば
(写真右)インパクトでは自然とハンドファーストになりフェースはスクエアに!
さらに!ミス撲滅のための今回のドリル【マットのヘリを使ってインパクト】
【カンタンな練習の繰り返しでミスを減らしましょう!】
マットのヘリを跨ぐようにアドレスし、クラブヘッドをマットのヘリに引っかけます。そこからグリップしている手を飛球線方向へ引いてみます。手が左太モモの前へ来るあたりで静止してみましょう。それが、ハンドファーストのインパクトのカタチです!
お悩み解決!
Before
手首が固まって右手首に角度がないインパクトが......
After
手首が柔軟で右手首に角度がついたつかまるインパクトに!
今回のお助け隊員
USLPGA資格を取得した本格派 楽しくわかりやすいレッスンを
吉本舞
ゴルフの楽しさを伝えたいと、敏腕コーチ森守洋氏に師事。USLPGAの「ティーチング&クラブ・プロフェッショナル」を取得。現在は東京ゴルフスタジオで多くのアマチュアをレッスン。理論的かつ丁寧でわかりやすい指導で大人気。Instagramにてウェアコーディネートなども更新中!
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