ブリヂストンから発売されるドライバーってどうなの?

今回ブリヂストンから発売されるドライバーは下記の3種類。

(1)「B1 ST」
(2)「B2 HT」
(3)「B-Limited B1 LS」

モデル名的には前作の「B1」「B2」「B-Limited 415」の後継モデルなんだろうな~と思います。詳しい内容は僕もあまり聞かされていないので、とりあえず今回は見た目と、僕の想像と、打ってみた感想をお届けしますね。

「B1 ST」はこんなドライバーだ!

おそらくこれは「B1」の後継で一番スタンダードなモデルでしょう。「ST」はスタンダードSTかな?

ソールを見ると、前作の「B1」同様ヘッド後方部分には移動式のウェイトが装着されています。ただ、前作は5段階に動かせたと思うのですが、今回は3段階になっているようです。

そしてフェースよりのトゥ側とヒール側に丸いウェイトが装着されていますね。少し前作よりも重心を浅くしているのでしょうか?

フェース側のセンター部分には前作同様サスペンションコアが。見た感じは前作と同じようなデザインなので、これはもしかしたら前作と同じものなのかもしれません。ソールの「B」マークは少し小さくなっていますね。

フェース面ですが、これがなんだかすごい。フェース全面に見たこともない形状のミーリングが施されているんです。フェース面を触ってみると、かなりザラザラ。爪が削れちゃうんじゃないの?ってくらいザラザラなんですよ。

フェース面のミーリングは前作でも採用されていましたが、これはそれをさらに進化させたものなんでしょうね。

このフェース面には「SLIPLESS BITE MILLING」という刻印がされていますが、「滑らず食いつくミーリング」って感じでしょうか。たぶんインパクトのときにフェース面でボールが滑らなくなり、スピン量が減るようになるんでしょう。

構えてみると、今までのブリヂストンの丸い顔ですね。僕はこういう形状のほうがつかまりそうな感じがして好きです。あまり左を向いている感じはないですね。クラウンはカーボンになっているので、軽量化されているということでしょうか。もしかしたら裏側になにか仕掛けがしてあったりするかもしれませんが、ちょっとそれはわかりません。

シャフトは純正の「VENTUS」ですが、もちろんこれは今回のヘッド用に作られたシャフトだと思います。「6S」なので60g台のようですが、重量やキックポイント、トルクなんかはわかりません。

で、打ってみましたがかなりいい感じ。ヘッドはロフト9.5度なのですが、中高弾道でほぼ真っすぐの球が出ました。

<打ってみた感想>
スピン量:けっこう少なそう。前作の「B1」よりもスピン量は減っているような気がする。
打感:少し柔らかく、少しフェースにくっつく感じがあり、そのあとに弾かれる感じ。
打音:ほんの少し金属音が入る気持ちのいいもの。

ただ、これはレンジボールを屋根のある練習場で打っての感想なので、コースボールだと感触は変わると思います。

飛距離性能もけっこう高そう。なにより初速が速く、コースボールでの数値で62m/sが出たのには驚きました。そして直進性が高く、スピンも少ないので、ランもけっこう出そうな球になります。左右のブレも少なかったです。

20球近く打ちましたが、あまり曲がらず、平均して同じような弾道になりました。これはフェースのミーリングも関係しているのかな?

シャフトはとても素直で、真ん中あたりがしなってインパクトではしっかりと戻ってくる。このシャフトとヘッドのマッチングは凄くいいですね。おそらく10.5度くらいのロフトも用意されているのでしょうが、僕はこの純正の6Sシャフトと9.5度のヘッドはとても良かったです。

「B2 HT」はこんなドライバーだ!

これは「B2」の後継でしょうから、高弾道で優しくつかまるモデルなんじゃないでしょうか。「HT」はなんの略なのかな?

ソールを見てみると、ヘッド後方に両側から差し込むタイプのウェイトが装着されています。これを入れ替えることでつかまりを良くしたりできるんでしょう。ソールの一番うしろの部分は「D.B.D」と刻印されているので、おそらくこの内側には前作同様にそこそこの重量が配分されていると思います。

「B1 ST」のようにフェース寄りのウェイトはないので、重心は少し深そうです。サスペンションコアと「B」マークは「B1 ST」と同じような感じですね。

フェース面は「B1 ST」と同じく「SLIPLESS BITE MILLING」の刻印が入っているので、スピンを減らす仕組みになっているのでしょう。

シャフトは純正の「VANQUISH」50Rが装着されていました。さすがに「R」なのでワッグルしただけでけっこうしなるシャフトでした。ヘッドのロフトは9.5度。

構えてみると、ヘッドの形状は「B1 ST」とあまり違いを感じません。ただ、こっちのほうがフェースが少し左を向いていますね。

<打ってみた感想>
● 簡単に高弾道の軽いドローが打てる
● 打ち出しからボールが高く飛び出し、しっかりとつかまる
● スピンは少なめな感じがして、飛距離は出そう

ロフト9.5度でこれだから、10.5度だったらどれだけ上がっちゃうの?って感じですが、ヘッドスピードが少し遅めで、ボールが上がらなくて悩んでいる人にはめちゃ良さそう。

シャフトもしなりが大きくて先がしっかりと戻ってくれるので、つかまった高弾道を打ちやすくなっていますね。

これも20球近く打ちましたが、右へのミスはほぼなかったし、左への引っ掛けのような球もなかったので、ブレは少なそうです。打感や打音は「B1 ST」とあまり違いを感じませんでしたが、こっちのほうが少しだけフェースに乗るという感じがあったような。

もともと球が高い僕には「B2 HT」は少し球が高すぎる気がしますが、これに純正の「VENTUS」を挿したらなかなか面白いかもと思いました。組み合わせ的には「VANQUISH」と「B2 HT」はかなりいいと思います。

「B-Limited B1 LS」はこんなドライバーだ!

「LS」という名前ですから、これはもう確実にスピン少なめのヘッドってことでしょう。ロースピンモデル好きの僕としてはもうワクワクします(笑)。

ソールを見ると、後方のウェイトはありません。フェース寄りにはトゥ・ヒール側にウェイトが装着されていますが、「B1 ST」よりも大きいウェイトですね。かなり重心が浅くなっていると思われます。サスペンションコアは他のモデルと同じですね。

フェース面も他のモデルと同じで、しっかりとザラザラになっています。重心位置でスピンを減らし、フェースでもスピンを減らしているのかな?

構えてみると、ヘッドが大きいです。詳しい数値はわかりませんが、「B1 ST」とほぼ変わらない感じ。形状もそんなに変わりません。以前の「B-Limited」はヘッドがけっこう小さかったので、これには驚きました。

これも打ってみました。ヘッドはロフト9度で、シャフトはグラファイトデザインの「TOUR AD CQ」の5Sです。

<打ってみた感想>
● ボールが上がりずらく、僕が打って中弾道がやっと
● シャフトのおかげかつかまりはそこまで悪くはなかったものの、中弾道の軽いフェードの球が出た

僕のヘッドスピードでロフト9度はけっこう厳しいかもしれないですね。ただ、飛距離はけっこう出ていて、ランを含めた飛距離では「B1 ST」とほぼ同じくらい飛びました。球はこれが一番強そうだし、初速も速いですね。スピンはかなり減りそう。

なので、やっぱこれはヘッドスピードがある程度速くないと難しいかもです。もしこれにロフト10.5度のモデルがあるのなら、つかまりのいいシャフトを入れるとなかなか面白いかもと思いました。

最後に

ブリヂストンの新しいドライバー3種を練習場で打ち比べましたが、全体的にスピンが少し少なくなり、初速がアップしているような気がしました。ブレも少ないので、ラウンドではかなり武器になるドライバーになる予感がします。

詳しいテクノロジーやスペック等はまだわからないので、見た目からの想像と僕が打った感想だけになりましたが、これはなかなか期待していいかもですよ。吉田優利プロや渡邉彩香プロもすぐに実戦投入を考えているらしいので、ツアー中継などで注目してみてください。

リリースが出て詳しいことが分かれば、またコースで試打してレポートしたいと思います!

野村タケオ

ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。京都府出身。
様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。


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