ひと足先にブリヂストンの新ドライバー3種を打ち比べてみた!多くのプロから高評価を得ているのに納得
野村タケオのゴルフ実験室
「B-Limited B1 LS」はこんなドライバーだ!
「LS」という名前ですから、これはもう確実にスピン少なめのヘッドってことでしょう。ロースピンモデル好きの僕としてはもうワクワクします(笑)。
ソールを見ると、後方のウェイトはありません。フェース寄りにはトゥ・ヒール側にウェイトが装着されていますが、「B1 ST」よりも大きいウェイトですね。かなり重心が浅くなっていると思われます。サスペンションコアは他のモデルと同じですね。
フェース面も他のモデルと同じで、しっかりとザラザラになっています。重心位置でスピンを減らし、フェースでもスピンを減らしているのかな?
構えてみると、ヘッドが大きいです。詳しい数値はわかりませんが、「B1 ST」とほぼ変わらない感じ。形状もそんなに変わりません。以前の「B-Limited」はヘッドがけっこう小さかったので、これには驚きました。
これも打ってみました。ヘッドはロフト9度で、シャフトはグラファイトデザインの「TOUR AD CQ」の5Sです。
<打ってみた感想>
● ボールが上がりずらく、僕が打って中弾道がやっと
● シャフトのおかげかつかまりはそこまで悪くはなかったものの、中弾道の軽いフェードの球が出た
僕のヘッドスピードでロフト9度はけっこう厳しいかもしれないですね。ただ、飛距離はけっこう出ていて、ランを含めた飛距離では「B1 ST」とほぼ同じくらい飛びました。球はこれが一番強そうだし、初速も速いですね。スピンはかなり減りそう。
なので、やっぱこれはヘッドスピードがある程度速くないと難しいかもです。もしこれにロフト10.5度のモデルがあるのなら、つかまりのいいシャフトを入れるとなかなか面白いかもと思いました。
最後に
ブリヂストンの新しいドライバー3種を練習場で打ち比べましたが、全体的にスピンが少し少なくなり、初速がアップしているような気がしました。ブレも少ないので、ラウンドではかなり武器になるドライバーになる予感がします。
詳しいテクノロジーやスペック等はまだわからないので、見た目からの想像と僕が打った感想だけになりましたが、これはなかなか期待していいかもですよ。吉田優利プロや渡邉彩香プロもすぐに実戦投入を考えているらしいので、ツアー中継などで注目してみてください。
リリースが出て詳しいことが分かれば、またコースで試打してレポートしたいと思います!
野村タケオ
ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。京都府出身。
様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。
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