男子ツアーで早くも人気! 谷原秀人、浅地洋佑が使用を開始したニューシャフトとは?
初日、浅地洋佑の8アンダーで火蓋が切られ、熱線が繰り広げられた国内男子ツアーの長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ(ザ・ノースカントリーゴルフクラブ/7178ヤード・パー72)。その会場で見つけた新しいギアや、それを使ったプレーヤーたちを追った。
シャフトの正体は7月14日発売の「TENSEI Pro 1Kブルー」
長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップの初日に64のスコアでロケットスタートを切った浅地洋佑。そのドライバーには7月14日に発売される新しいシャフト「TENSEI Pro 1Kブルー」が装着されている。
実戦投入は「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」から。「浅地プロはどちらかというと小ぶりな操作性のいいヘッドが好きなので、ボールがつまりやすいヘッドに対してつかまりすぎず、適度に浮いて前に行ってくれるブルーがフィットしているのだと思います」とは三菱ケミカルのツアーレップ。
その言葉の通り、ボールがつかまりすぎずに浮く特性によって飛距離が伸びているということ。この特性はフェアウェイウッドにも最適で、浅地はドライバーのみならずフェアウェイウッドにも取り入れている。今季初となった前週のトップ10フィニッシュから今週初日のスタートダッシュ。確実に何かが変わったようだ。
谷原秀人はASO飯塚チャレンジゴルフトーナメントから使用中
実はJAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品で24歳年下の長野泰雅をプレーオフで下してツアー18勝目をマーク。プレーヤーの手によるプレーヤーの大会で選手会長自ら範を示す形となった谷原秀人も「TENSEI Pro 1Kブルー」を使っていた。
もっともドライバーについては予選の2日間のみ。決勝ラウンドはヘッドを替えたため、それに合わせてシャフトも違うモデルを使ったようだ。ただ、フェアウェイウッドについてはASO飯塚チャレンジゴルフトーナメントから同モデルを使用している。
優勝を陰で支えたスコッティキャメロンのマレットパター
さて、谷原といえばその勝利を陰で支えたパター、「スコッティキャメロンGoLo7」も忘れてならない存在である。
信頼を置く理由お筆頭はそのサイズ感。形状はマレットながら、大きすぎることなく小さすぎることもない、いわばボールにジャストフィットする絶妙な大きさだ。これがマレットならではの座りの良さとあいまって目標にも合わせやすいため、ストロークに集中できるのだという。さしずめ地面に吸い付くようなデザインといったところか。
ちなみに、このシリーズには3、5、7の3機種があり、欧州ツアーで戦う比嘉一貴はGoLo5を愛用しているが、ここにきてニューモデルのGoLo6が加わり、すでに若手有望株の石坂友宏らが愛用している。市販されて間もない6だが、同じシリーズで優勝した谷原効果か、問い合わせが多くなっているということだ。ちなみにブラックのヘッドはツアー仕様で市販モデルはシルバーのみとなっている。
飛距離を求めるフェアウエイウッドで球が上がれば、当然グリーンに止めやすい。プロが好んでフェアウェイウッドに導入するのはこのためと言って間違いなさそうだ。
シャープな見た目に構えやすさが加わったニューポートもデビュー
ついでにもう一つ注目を集めそうなモデルを紹介しよう。PGAツアーで活躍するスッティ・シェフラーがテストを始めている「ニューポート2プラス」だ。
人気のニューポートプラスに比べてヘッドにスクエア感がありシャープな印象で目標に合わせやすい。スクエアバックと呼ばれるヘッドに幅をもたせたモデルはさらに座りが良く、スクエアにセットしやすい。もちろんこのモデルもツアーにインスパイアされたブレードタイプだけに、えも言われる打感や使用欲を満たす高級感はしっかりと受け継いでいる。こちらもGoLo同様に市販モデルはシルバーのヘッドのみだ。
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