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【最速試打】NEW「T100アイアン」70台が視野に入ったらこのアイアン!最上級のコントロール性能にしびれまくり!

タイトリストのNEW「T100アイアン」を関浩太郎が最速試打!

2023/08/04 ゴルフサプリ編集部

NEW「T100アイアン」70台が視野に入ったらこのアイアン!最上級のコントロール性能

PGAツアー「メモリアルトーナメント」(2023年6月1日〜4日)で初披露されるやいなや大勢のプレーヤーが乗り換えた新しい「T100アイアン」。タイトリストの新しいフラッグシップアイアンはどのように進化したのか。正式発表(発売)に先駆けて関浩太郎が試打検証を行い最速試打レポート!

取材協力/アクシネットジャパンインク、SEKI GOLF CLUB目黒 撮影/山上忠 取材・文/吉田宏昭

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Tシリーズ史上もっとも洗練されたデザイン

  • T100アイアン
  • T100アイアン

本日、8月4日に発表されたのは「T100アイアン」「T150アイアン」「T200アイアン」「T350アイアン」の4機種(T400のみ継続販売)。発売は2023年8月25日だ。

それぞれ2021年モデルの「T100アイアン」「T100・Sアイアン」「T200アイアン」「T300アイアン」の後継機種ということになるが、「T100」はネーミングがそのままで、プロ・上級者向けのフラッグシップモデルという位置付けはまったく変わっていない。
また、Tシリーズ自体はAPシリーズを引き継ぐモダンな複合アイアンとして登場したが、3代目「T100アイアン」はこれまででもっともシンプルかつ洗練されたデザインとなり、合わせて大きくなったTitleistのロゴが「620MB」のようなクラシカルな雰囲気を醸し出している。

「新しい『T100アイアン』をかまえたときにまず感じたのはリーディングエッジがかなり丸いこと。そしてトゥ側がかなり逃げて見えるように作られていることです」(関)

タイトリストのNEW「T100アイアン」を関浩太郎が最速試打!
ソールの抜けも良くなってそう。芝の上で試打してもらえなかったのが悔やまれる。

「T100アイアン」は顔つきと性能が完全に一致している

タイトリストのNEW「T100アイアン」を関浩太郎が最速試打!

「とくにタイトリストのようなメーカーは顔つきに対して、内部構造や重心位置をリンクさせるのが得意です。それは『T100アイアン』に限らず、形状と性能が完全に一致しているのでかまえただけで、このアイアンをこういうふうに打たせたいという設計者の意図が伝わってきます」(関)

そして、ボールを打ち始めてすぐにわかったのはコンポジットアイアンの常識を超える操作性の高さだ。

アイアンの場合はとくに見た目と性能が一致することが大事です。まれに操作性がよさそうな顔つきなのに直進安定性の高い構造になっていたり、その逆だったりするアイアンもありますが、打っていて違和感しかありません。
でも新しい『T100アイアン』は丸いリーディングエッジからイメージできる通り、フェースの開閉がしやすく、フェードとドローを打ち分けできます。スイング中に大げさなことをする必要はなく、少し操作するだけでしっかりと球筋をコントロールしながら曲げられます。

また、入射角を少し変えるだけで高低のコントロールもできます。トゥが逃げているので強振してもひっかけない安心感がありますが、左に出してフェードを打つときも右から回してドローを打つときも球がつかまりすぎることはありません。見た目と性能というより見た目と結果が一致するアイアンといったほうがいいかもしれません」(関)

「T100アイアン」の打感のよさと芯の広さは期待以上

さらに、「T100アイアン」の打感は関の期待を上回るものだった。

「前作はやや弾きの強さを感じました。まだ発表前(試打時)なので今回使われている素材はわかりませんが、打感は軟鉄鍛造といっていいほどのやわらかさがあります。中空アイアンの多くはヘッドスピードが速かろうが遅かろうが勝手に弾いて飛んでしまうことがあります。

でも『T100アイアン』の場合はスイングスピードを少し変えることでボールの重さというか手応えがちゃんと変わります。打てば響くし、打たなければ響かないといったフィーリングなので、縦距離のコントロールもやりやすいです。

また、特筆すべきはスティープにヘッドを入れたときの打感です。かなり上のほうまで芯がある印象で、ディボットに入ったとき、左足下がりのとき、風がめちゃくちゃ強いときなど、思い切りスティープに入れたい状況まで想定して作られていると感じました」(関)

※公式リリース発表後に追記:NEW「T100アイアン」のヘッドの素材は、SUP-10( # 3- #7)、軟鉄 (#8 -W )、タングステン・ニッケル( # 3 - #7)が使用されている。デュアルキャビティ鍛造構造、バックフェース下部の内部にタングステン・ニッケルがトゥ・ヒールに分かれて内蔵されている。また、関が感じた打感の良さは、インパクトエリアをサポートするキャビティバックバー構造によるところが大きかったと思われる。

「T100アイアン」は競技ゴルファーや80切りを目指す人にオススメ

タイトリストのNEW「T100アイアン」を関浩太郎が最速試打!

打感を含めて、前作よりもさらに上級者が満足できるアイアンに仕上がっているというのが関の総合評価だ。

「とにかくトゥ側の反り方、逃がし方が半端ではないので、見た目だけでかなり上級者向けに振ってきたなと感じます。すごくやさしい『T200アイアン』や『T350アイアン』ができたおかげで、『T100アイアン』はより突き抜けた性能のものが作れたのではないでしょうか。
『720CBアイアン』や『720MBアイアン』の次回作がどうなるのかわかりませんが、『T100アイアン』はその中間くらいまでステージが上がったイメージです。バリバリの競技ゴルファーから80切りを目指す人にオススメしたいアイアンです」(関)

関浩太郎

試打・関浩太郎(せき・こうたろう)
1974年生まれ、茨城県出身。アメリカで最新のゴルフ理論を学びながらミニツアーを転戦。帰国後はゴルフスタジオ「SEKI GOLF CLUB目黒」を主宰。多くのアマチュアゴルファーのサポートを行い、様々なゴルフメディアでも活躍している。

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