バンカーレーキの正しい扱い方、知ってる?バンカーへの入り方、砂のならし方、レーキの置き方
知らないと恥をかくゴルフのルール&マナー
レーキの置き方にもマナーあり
バンカーから出たらレーキをバンカー周辺に置くわけですが、そのへんにポイはNG。置き方にもいくつかのマナーがあります。大事なのは3つ。
(1)レーキの柄が進行方向と同じ向きになるように置くこと。
(飛んでくるボールがレーキに当たる確率が低くなるから)
(2)フェアウェイや花道と反対側に置くこと。
(できるだけプレーの邪魔にならないようにするため)
(3)できるだけ入口(出口)の近くに置くこと。
この3つが守られていればOKです。
なお、レーキの置き方にはレーキをバンカーの外に置く「外置き」と、レーキの一部をバンカー内に置く「内置き」とがありますが、どちらを採用するかはゴルフ場次第です。一般的に外置きのほうが多いのですが、初めてのコースにいったら一応どちらかを採用しているかを確認しておいたほうがいいでしょう。
バンカー内にレーキを持ち込む際の注意点
最後にもうひとつ。最近はルール上、バンカーショットの際にバンカー内にレーキを持ち込めるようになりました。ただし、その時に下記のような行為があると2打罰になるので、注意が必要です。
● その際、砂の状態の確認をしているように見なされる行為
● 一度置いたレーキを別の場所に移動させる
バンカー内へのレーキの持ち込みは、プレーファストの観点から認められるようになったのですが、よほど大きなバンカーで、入口から遠くにボールがある場合以外は、持ち込まないほうがいいかもしれませんね。
冒頭で言ったように、バンカーならしは次にプレーをするゴルファーを悲しませないためにやるもの。「とりあえずならしておこう」ではなく、人の気持ちも考えてならしましょう。
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文・真鍋雅彦(まなべ・まさひこ)
1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。
1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。
ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。
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