PART2:神田美優はクラブフィッティングで100切り達成に大きく前進!
ACT2:神田美優の100切りチャレンジプロジェクト。次はウッドとパターをフィッティング
アイアンが決まったら次はウッドのフィッティング。ちなみにウェッジはすでにピンの「グライド4.0ウェッジ」の54度と58度を使用中。「短く持って距離を打ち分けられる」とお気に入りなこともあり、そのまま使い続けることになった。
ウッドのフィッティングはドライバーから。神田さんが現在使っているのは、こちらもピンの「G410 SFT」でシャフトは「スピーダー NX ブルー」だ。
「当たれば200ヤード飛びます。打球もまあまあ上がってくれるので、私にはちょうどいい感じなんですが、右に曲がることも結構あるので、クラブを替えて良くなるものなら真っすぐ飛ばせるようになりたい。もちろん、もっと振りやすくて、もっと上がってくれるドライバーがあれば、それに越したことはないんですけど……」
ということで、ここはトップセラーの「G430」を打ってみることにした。
「G430」にはMAX、SFT、LST、そして軽量のHLと4つの機種があるが「右に曲げたくない」ということでヘッドはMAXとSFTに絞り「アルタJ CB ブラック」のR、「スピーダー NX」の45グラムと、いずれも軽量系のシャフト2種類を装着して順に打ってみた。以下はその感想。
「どっちも軽くて振りやすくて、どっちも右に曲がらなかったのでうれしい! ただ、ヘッドはMAXのロフト12度の方が、ボールが上がりました。シャフトはスピーダーNXが振りやすかったですね。いずれにしても、今使っているドライバーより安定して飛んだのでびっくり。ドライバーの進化ってすごいですね」
最終的にヘッドはMAXのロフト12度、シャフトはスピーダー NXの45グラムに決定。長さは45インチにした。またフィッターの小森真帆さんからは「つかまりが悪くなったら、MAXの可変システムでドローポジションに変えるといい」とのアドバイスもいただいた。
打って即「これがいい!」9番ウッドの打ちやすさに大感激!
お次はフェアウェイウッドとハイブリッド。レディスゴルファーにとっては使用頻度が高く、スコアメイクに大きく影響するクラブだ。神田さんいわく、
「いま持っているのは4Wと7Wのみですが、4Wは全然使わず7Wばかり使っています。そもそも、どれがどれだけ飛ぶのかわかっていないので、一番当たりやすい7Wを使っている感じなんです」
うまく打てないFWに手を出さなくなるのはアマチュアにありがちな傾向。使わないなら替えればいいが、替えたところで打てる保証はないから思い切れない。神田さんもそんな悪循環にハマっていた。
セットアップはさておき「これを打ってみてください」と小森さんが勧めたのはロフト24度の9W。
「こんなウッド打ったことがない」
と疑心暗鬼の神田さんだったが、言われるままに打ってみたところ態度が急変。
「これがいい! 全部当たる、スゴい!! こんなに楽に打てるウッドは初めてです」と大感激。弾道データを見ても理想的で飛距離も稼げていた。
小森さんによれば、目立たないクラブながら、どんなレベルのゴルファーが打ってもそのポテンシャルを発揮しやすいとのこと。「女性ゴルファーも打ちやすいウッドなので、まずこのクラブを打ってからセッティングを考えていただくようにするパターンが多いんです」と続けた。
神田さんもその意見に賛同。ラウンドで9Wが安定してきたら7Wや5Wを使って様子を見ることにして9Wを加えてみることに。また、9Wとアイアンの間を埋めるクラブとしてハイブリッドの5W(ロフト26度)にトライしたところ、こちらもいいデータが得られたのでこれもセットに入れることにした。
ヘッドは9Wが「G430 MAX」、5Uが「G430 ハイブリッド」。シャフトはドライバーと同じスピーダー NXの45グラムだ。
「G430 MAX」ってどんなクラブ? ブレない直進性と最大初速による激飛びドライバー
“ブレずに飛ばす”を標榜するピンのドライバー「Gシリーズ」の最新バージョン。進化したFORGED T9S+チタンフェースは超極薄の反発フェース。全面で大きくたわんでボール初速を上げ最大飛距離を叩き出す。また、初搭載の「スピンシステンシー・テクノロジー」により、フェースの上下でヒットした場合でも最適なスピン量と弾道をキープできる。ブレない直進性と最大初速のマッチアップによる”激飛びMAX”ドライバーだ。
パターはトゥ・バランスタイプの「プライム タイン4」
最後はパター。PING FITTING STUDIO 武蔵浦和(埼玉県)には、全てのモデルが揃っていて目移りすること必至、かと思いきや、数発打ってデータをとればプレーヤーのストローク傾向が丸裸に。あとはその傾向にフィットするパターの提案を受け、そのモデルを含めて実際にボールを打ち、フィーリングが合うかチェックすればOKとのことで、流れるように決まっていく。
神田さんのパット傾向はショートすること。
「ロングパットはもちろん、ショートパットも打ちきれないことが多いんです」
パターの場合、長さが合っていないことも多いので、まずはアドレスした状態で適正な長さを計測してみたところ32.25インチ。市販されているパターでは長すぎることがわかった。
-
まずは自分に合ったパターの長さを確認、決定する。
-
ピンのパター専用アプリ『iPING』の入ったスマホをパターに装着。
長さがわかったところで、好みのパターをセレクト。ピンのパター専用アプリ『iPING』の入ったスマホをパターに装着し、3メートルほどのパット数発打つ。これだけでストロークタイプ、ストロークテンポ、最適なライ角とロフト角がわかってしまう。
その結果が下の写真。ストロークの特徴としてはフェースの開閉がやや大きめのイン・トゥ・イン。ピンではストロークタイプを独自のカラーラベルで表示しているが、それにあてはめると“アークタイプ”の赤ラベルになり、トゥ・バランスのパターが合うことがわかった。
また、テンポで示された2.1の数値はほぼ標準的なもの。テンポはヘッドの重量を決める要素だが、それによるとスタンダードから重めのパターに適性があることが判明。それぞれのデータを拠りどころに、神田さんにフィットしそうなパターが5本ピックアップされた。
ここまできたら、候補に挙がった5本を打ち比べ、重さや打感、打ちやすさなど、全てひっくるめたフィーリングで選ぶのみ。候補が絞られたとはいえ5本もあるので結構迷ったが、アドレス、ストロークともに高い安定感を得られるということで「プライム タイン4」というモデルを選択。ライ角は70度だが、±4度まで調整が可能ということで71度にアジャストした。ちなみにグリップはPP58ミッドサイズのブラック/ブルーで重量は78グラム。これで100切りに臨むクラブが整った。
「プライム タイン4」ってどんなパター?安定感と操作性を両立するコンパクトな角型パター
トップレールが強調されたデザインが方向合わせに威力を発揮。座りのいいヘッドと相まってアドレス時に安心感をもたらす。また、写真だと大ぶりに見えるが現物のヘッドは意外とコンパクト。使ってみると操作性に優れたシャープな角型であることがわかる。浅い溝がしっかりとした打感と打球音を実現して転がりも抜群のツアーで高い人気を誇るパター。
神田美優の感想:100切りゴルファーでも、納得したクラブを使えるのは絶対プラスになる!
「100切りを目指して数ヵ月練習したり、いろいろな人に教えてもらったせいでしょうか、今回のフィッティングではクラブに対する印象が以前と変わりました。例えば『i525アイアン』はこれまで見向きもしなかった。もちろん選択肢にもありませんでしたが、打ってみたら一瞬で変わった。ウッドも9番がすごくやさしくて楽に飛ばせる。信じられないほどびっくりしました。気が早いけど、これで100切りできたら真っ先にオススメするクラブです。
パターについてはまったく考えていなかったけど、全てが今使っているモデルよりはるかに重かった。でも、決して振りづらくないし、逆に適度に重い方が安定したパットを打てることがわかって目からウロコでした。グリップも吸い付くようにフィットしていい感じ。強気で打てそうな気がします。
どのクラブも自分のイメージだけで買い替えていたら、きっと合わないものを平気で手にしていたと思います。100が切れるかはまだわかりませんが、納得したクラブを使えるのは絶対プラスの要素になりますからフィッティングして本当によかったです」
100切り達成に向けて頼もしい“仲間(クラブ)”も決まり、あとは練習あるのみ!ゴルフサプリでは神田美優さんの100切りチャレンジプロジェクトを通じて、今後も100切りゴルファーのタメになる企画を配信していきます。
次はレッスン編、公開をお楽しみに!
【マルチタレント神田美優の100切りチャレンジプロジェクト フィッティング編2/2】
シリーズ一覧へ


