ランニングアプローチ、ピッチショット、ピッチ&ランそれぞれの特徴と打ち方のコツ、わかる?
(1)ランニングアプローチの打ち方
①使うクラブはピッチングウェッジ
②スタンス幅を狭くして、ボールの近くにアドレス
③ボールは右足寄りに置く
④フェースは少し開く(10度〜20度程度)
⑤小手先を使わずにカラダのターンでスイングする
ランニングアプローチは、右足寄りにボールを置く
重田プロ 「フェースを少し開くことでリーディングエッジが地面に刺さりにくくなり、チャックリを防ぎやすくなります。
また、カラダはしっかりターンします。そのほうがやはりチャックリしにくくなります」
アプローチでボールを上げるショットは苦手…そんな100切りにゴルフファーに最適!超簡単ランニングアプローチ
上げるアプローチよりも、コロがすアプローチのほうがミスしにくく、やさしく打てます。そこで、どんなレベルの人にもおすす...
(2)ピッチショットの打ち方
重田プロ 「ピッチショットはボールを上げて寄せるショットなので、グリーンエッジからピンまでの距離が短いときによく使う打ち方です」
①使うクラブはサンドウェッジ
②スタンス幅を広くして、ハンドダウンにアドレス。ボールとの距離はやや遠め
③ボールは左足寄りに置く
④フェースは開く(20度〜30度程度)
⑤小手先を使わずにカラダのターンでスイングする
ピッチショットは、スタンス幅を広くしてボールは左足寄り
重田プロ 「バンカーショットのように、バウンスをボールの手前2センチくらいのところへ『ドンっ』と落とすようにします。フォロースルーは意識しなくてOK。
ボールを上げようとして、すくい上げるような打ち方だけはしないように注意します」
(3)ピッチ&ランの打ち方
①使うクラブはロフト角50度前後のアプローチウェッジ。
②スタンス幅を狭くして、ボールとの距離はピッチショットより少し近くにアドレス。ハンドダウンの割合も小さめでOK。
③ボールはスタンス中央より少し右足寄りに置く。
④フェースは開く(10度〜20度程度)。
⑤小手先を使わずにカラダのターンでスイングする。
ピッチ&ランもランニング同様、スタンス幅は狭くてOK
重田プロ 「ピッチ&ランは、ボールからグリーンエッジまでの距離とグリーンエッジからターゲットまでの距離がほぼ同じ、といったケースでよく使う打ち方です。
最後に
打点がズレやすいので、小手先を使ってスイングするのは避けるべき
重田プロ 「ピッチ&ランもバンカーショットのように、バウンスをボールの手前に『ドンっ』と落とすようにします。ピッチショット同様、フォロースルーは意識しなくてOKです。
どのアプローチショットも打ち方は基本的に同じなので、100切りを目指すレベルのアマチュアにも比較的簡単に打てると思います。
大切なのはカラダのターンでスイングすること。小手先を使うスイングは打点がズレやすいので、できるだけ避けたほうが無難です」
ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」
2023年10月15日で開設5周年を迎えたゴルフサプリ。これを記念してゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワード...
文・宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。
ゴルフクラブのバンス角とは|ハイバンスとローバンスの違いや特徴
ゴルフクラブのソールにはバンス角(バウンス角)があり、この角度によってソールの抜け具合が変わったり、バンカーショット...
【狙う】スピン系ゴルフボールおすすめ3選|特徴・スペック・価格
今買うべき人気のスピン系ゴルフボールが知りたい!そんなゴルファーに向けて、スピン系ゴルフボールおすすめ3選をご紹介しま...
【2024年】ゴルフ練習器具おすすめ20選|自宅練習でゴルフ上達!
この記事では、自宅練習におすすめのゴルフ練習器具20選を紹介! 正しいスイングの習得や正確なアプローチ、パッティング...