上体から力を抜く。やり方は人それぞれでOK
「ドライバーは力を抜いて打った方が飛ぶ」と言われます。飛ばすためには多少力むことも必要ですが、アマチュアの方はおおむね力みすぎ。その意味では、どちらかと言えば力を抜いて打った方が好結果につながると思います。
ただ、どうすれば力が抜けるかは人それぞれ。ゆっくり深呼吸をする、肩や首を回す、思いきり肩に力を入れてから一気に脱力する、畑岡奈紗プロのようにピョンピョン跳ねる、などいろいろな方法があります。どれも正解ですし、このほかにもやり方はあるので、自分に合ったやり方をしていただければいい。
基本的には上体から力を抜きたいので、それさえできればOKです。
アドレスは“行動のエリア”。あとは打つだけの状態にする
むしろその前に認識しておくべきは、「力み=準備不足」ということです。
多くのアマチュアゴルファーは、ボールの正面に立って力を抜く動作や素振りをしてアドレスに入りますが、これだと準備不足のまま打つことになります。
どういうことかというと、“あとは打つだけ”の状態でボールの前に立ちたいのに、アドレスで何かを考えたり、準備動作をしている人が多いのです。アドレスは“行動のエリア”で“思考のエリア”ではありません。スイングの一部と言えばわかりやすいかもしれませんが、行動のエリアなのでそこで考えてはいけない。ボールの前に立ったら、素振りもせずボールを打つだけにするべきです。
ボールから身長の距離くらい離れたところで全ての準備を済ませる
思考は左脳、行動は右脳の担当です。アドレスで考えると右脳が止まってしまいます。ツアープロの場合、思考はキャディで行動はプロ。もちろんプロも頭を使いますが、できるだけ使わせないようにするのがいいキャディとも言えます。
準備はアドレスに入る前、ボールから身長分くらい離れたところで完結させましょう。飛ばしたい時ほど離れて準備をするといいですよ。
アドレスは“行動のエリア”。アドレスしてから考えるほどナイスショットの確率は下がる。
田渕信行(たぶち・のぶゆき)
1982年生まれ。2011年より地元大阪でレッスン活動を開始し18年に上京。感覚ではなく原理原則に基づいたレッスンを展開中。東京赤坂のM2GOLF赤坂、森守洋プロ主宰の東京ゴルフスタジオ、学芸大ゴルフスタジオに加え定期的に大阪でもレッスンをしている。







