谷に落ちたボールを一発で出したいときは、スリークォーターのあおり打ちで真ヨコに出す!
ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画・LESSON-28
ティショットやセカンドショットが予想外に左右に飛んで谷へ。面倒なことこの上ないトラブルショットだが、こんな時こそ冷静さを保ち的確な判断を下せないと大叩きを招く。最悪の事態を避けるか考え方と対処法をご紹介。
このレッスン記事は、ゴルフサプリ5周年記念「レッスン記事を読んで、キーワードを集めて豪華賞品を当てよう!」企画の第28弾記事です。
写真/相田克己
深い谷から打つケースでは脱出することが最優先
100切りを目指すゴルファーのみなさんは、ショットが予想外に左右に飛んでしまうことがあります。次打が普通に打てるところにボールが止まればいいですが、時には林や傾斜地など普通に打てないケースも多いはず。特に深い谷に落ちてしまった時は、結果的にOBの方がよかった、などと思ってしまうこともあると思います。
でもそうなるのは、冷静な判断ができていないから。プロでも簡単に出せない状況から、グリーン方向に向かって打っている人がたくさんいます。深い谷から打つ時は、なにはさておき出すことが最優先事項と心得ましょう。
狭いホールのティーショットで3Wを持つとOB…はなぜ起こる?"刻むクラブ"でミスショットを減らせる
狭いホールのティーショットで安全に3Wを持つとOB、という経験はありませんか?刻むという判断自体は、コースマネジメントと...
ロフトのあるクラブでフェアウェイ最短ルートに打つ
ここで紹介するのは深い谷の途中、しかも深いラフに止まった時の対処法です。
谷に落ちてもベアグラウンドや薄芝のライなら、下まで落ちて平らなところから打てます。その場合はロフトの大きなウェッジなどで上に戻すことになりますが、傾斜のラフだとそう簡単にはいきません。
まずは脱出方向を決めますが、距離を欲張らず真ヨコのフェアウェイにレイアップします。グリーン方向を向くと、左足上りにツマ先上がりが加わった複合傾斜になります。ツマ先上がりが入ることで左に飛びやすくなる。ロフトがあるクラブなので、より左に飛びやすくなる。多くの人はこれをやって傷を広げているのです。
ツマ先上がりは棒立ちでいい?ダフり・ヒッカケのミスはツマ先上がり用のアドレスで回避できる
ツマ先上がりはダフリやヒッカケのミスが出やすいが、これはアドレスに原因があることがほとんど。ツマ先上がり用のセットア...
クラブ選択は?
ラフの抵抗を少なくしたいのでロフトのある9番アイアンを使用。クラブを短く持ってボールに近づく。
次にクラブ選択ですが、9番以下のロフトの大きな番手を選びましょう。
ボールが斜面に止まっているということはラフが長いということ。ロフトが少ないと芝の抵抗を受けて飛びません。
また、確実にヒットしたいのでクラブを短く持ち、ボールに近づいてアドレスしましょう。
ピンまで10ヤード以内のアプローチをやさしく乗せる方法は? 9番アイアンという手がありますよ
アプローチが苦手でグリーン周りでスコアを増やしてしまっているという人、9番アイアンやPWで寄せる方法を試してみたらいいか...
次ページ:スイングは大振り厳禁!あおり打つイメージでOK
次のページ