米国ツアーはバーディをドンドン獲らないと勝てない

―今シーズンを振り返っていかがでしたか?

畑岡ーあまり調子がいいという感じではありませんでしたが、なんとかスコアをまとめられた感じです。

―来年も続けていきたいことは?

畑岡ー続けていきたいのはバーディ数です。昨シーズンが2位で、今シーズンが1位だったので来年も続けていきたいです。米国ツアーはバーディをドンドン獲らないと勝てないと思います。

―逆に改善したいことは?

畑岡ーやっぱりバーディを狙っていくので、グリーンの狭いサイドを狙ったときにグリーンを外してしまう。そこからでも、しっかりとパーセーブできるようなプレーをしたいです。

―バーディ数が1位になれた要因は?

畑岡ーやっぱりショットが良かったと思います。本当はミドルアイアンでもう少し高さが欲しいと思っているのですが、狙い方としてはチャンスにつけられるようになったと思います。

―パッティングをクロスハンドにしている理由は?

畑岡ー特に理由はなくて、私の場合はゴルフをはじめたときから、自然とこの握り方でした。そこから一度も変えていません。自分の感覚としてこのグリップが一番シックリきたのだと思います。

―米国ツアーに参戦する日本人選手が増えてきたことについては?

畑岡ーなかなか一緒に練習ラウンドを回ることはできていないのですが、プロアマのパーティとかで日本語が聞こえてくるとホッとするので、日本人選手が増えることは嬉しいです。

―QTを受けている選手に何かアドバイスは?

畑岡ー私が受けたのはかなり前の話(2016年)になってしまうのですが、色んな選手やキャディさんに聞いても、普通の試合とは違う緊張感とかストレスがあるし、今年の会場になっているアラバマ(マグノリアグローブGC)はすごく寒いので体調管理に気をつけて頑張って欲しいです。

―米国ツアーでは移動も大変だと思いますが?

畑岡ー1年目は私も大変でした。1試合、2試合ではなくて、何ヶ月もホテル暮らしが続くのでルーキーイヤーはその戦いもあります。

パリ五輪は「チャンスがある限りは狙っていきたい」

―オフシーズンに強化したいことは?

畑岡ーしっかりと球数を打って、頭で考えずに体で覚えることがすごく大事だなと思っています。なかなかシーズン中は球数を打てなかったので、このオフはしっかり打ち込みたいです。

―来年はオリンピックもありますが

畑岡ー東京オリンピックからもう3年が経つのかと思うとすごく早いですね。日本国内のレベルもすごく上がっていて、選ばれるのは簡単なことではないと思っていますが、チャンスがある限りは狙っていきたい。

イベントではアディダスメンバーの参加者からの質問に気軽に答える場面もあった。その中でパターの話になると、
―パターはずっとセンターシャフトですか?

畑岡ーはい、それは変えていません。でも、今年はパターの長さを32.15インチから33インチにしました。長くしたことでアドレスで縮こまらなくなって、スッと構えられるようになりました。スイングアークもストレートに近い感じのイメージになりました。

2017年、18歳から米国女子ツアーに参戦する畑岡は来年で7シーズン目を迎える。米国ツアーでは通算6勝を挙げて、米国ツアーでの生涯獲得賞金は宮里藍を抜いて歴代No.1の855万ドル(約12億円)。それでもまだメジャーでの勝利はない。来シーズンこそ悲願達成を期待したい。