バンカー専用ウェッジがあればバンカーが怖くなくなるし、意識せずとも脱出できる　要は使わなきゃ損！

オグさんです！
今回は、初心者にも中上級者にもピッタリのバンカー専用ウェッジについてお話ししたいと思います。

グリーン周りのバンカーは、アマチュアにとって絶望のエリア

バンカーショット。初心者から中級者へと上達していく中で大きな障害となる、いわばひとつの難関であるのがこれです。特にグリーン周りのバンカーショットは芝の上から打つショットとは全く違うシチュエーションとなり、多くのゴルファーを恐怖とあきらめの境地に追い込みます。

そんな中、昔からそういったゴルファーの救世主として根強い人気を誇るのが、ソールの幅を広くしたバンカー専用ウェッジと呼ばれるクラブです。このクラブは文字通りバンカーからの脱出に特化した仕様になっていて、バンカーから簡単に脱出することを可能にします。中～上級者の一部が愛用しているくらいです。

そんなバンカー専用ウェッジを使っていると、いつまで経ってもバンカーショットの技術が身につかないと言われがちですが、私は決してそんなことはないと思っています。今回は、そんなバンカー専用ウェッジのお話です。

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バンカーショットのコツを知らなくても、ウェッジがやってくれる

グリーン周りのバンカーショットが難しい理由はいくつかありますが、通常のショットと違い、ボールを直接打たないという点が挙げられます。ボールが設置されている周りの砂ごとボールを飛ばす、という特殊な打ち方をすることで、グリーンより低い位置にあることの多いバンカーからフワっとした弾道で高さを出してボールをコントロールするのです。

ツアープロや上級者はいとも簡単にそんな技をやってのけますが、通常のライでようやくボールを打てるようになってきたゴルファーはそんな妙技を間近で見ても、ただヘッドを砂にたたきつけているようにしか見えません。

そんなバンカーショットのコツは、口で説明するのが難しいもの。よく聞くアドバイスは、「手前をダフる」というものです。確かに、打っているところを見ていると手前をダフっているように見えます。しかし、言われた通りに真似するとヘッドが砂に刺さってしまい、ボールどころか砂すら前に飛ばせないことが多いのです。

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バンカーを難しくしている要因とは

なぜ上級者はボールの手前から砂ごと打っているのにボールと砂が飛ばせて、バンカーが苦手なゴルファーはヘッドが砂に刺さってしまうのでしょうか。

それは…最初に接地する部分が違うからです。

● 上級者：ソールから砂に接地している
● バンカーがうまく打てないゴルファー：エッジから接地している

芝の上であれば砂に比べて抵抗が少ないため、少々手前にエッジから接地してもボールはある程度高さが出て飛んでくれます。しかし、バンカーの砂の抵抗は非常に大きく、少しでもエッジから先に接地してしまうとその抵抗に負けてしまい、砂にヘッドが取り込まれてしまうのです。これがバンカーを難しくしている大きな要因です。

そんな状況を打破してくれるのが、バンカー専用ウェッジ。エッジから砂に接地しても幅広いソールがヘッドの刺さりすぎを防ぎつつ滑ってくれるので、ボールと砂をうまく前に飛ばしてくれます。

バンカーショットには、他のショットとは違うちょっとしたコツというかテクニックが必要ですが、そのテクニックをウェッジが賄ってくれるわけです。