アベレージゴルファーには絶対有効な7番ウッド

フェアウェイウッド。芝から直接打つクラブの中で最も距離が出るクラブであり、使いこなせれば間違いなくスコアメイクにつながるクラブでもあります。FWというと、どうしても最も距離が出る3番ウッドに注目が集まりがちですが、個人的にアベレージゴルファーに最も有効なFWの番手は、7番ウッドだと思います。

FWが難しいといわれる理由はいくつかありますが、(1)長さによるボールのとらえにくさ、(2)そしてロフト角が立っていることによるボールのつかまりにくさが挙げられます。ですが、7番ウッドは3番ウッドと比べて1インチ前後短くなっており、ロフト角も5度以上あるためボールをとらえやすく、ボールを自然とつかまえてくれます。

ある程度ボールをとらえられるゴルファーにとっては5番ウッドでもOKですが、安定感という点では7番ウッドの方がはるかに高いです。もちろんしっかりとボールをとらえられた時の飛距離は3番、5番にはかないませんが、良いショットの時と悪いショットの差が少なく、高さも出やすいため、グリーンも狙いやすい。

こんな使い勝手の良いクラブは、もっと多くのアマチュアゴルファーに持ってもらいたいなと常々思っています。かくいう私も7番ウッドを愛用している一人。しっかりカスタムしていることもあって、ウッド類の中ではドライバーの次に使用頻度が高いクラブです。

ヘッドスピード40m/sであれば、飛距離の目安は180~190ヤード

7番ウッドのロフト設定は、メーカーやモデルによって異なりますが、だいたい21~22度の設定です。長さもメーカーによって異なるので明確な基準にはなりませんが、ヘッドスピード40m/sあれば、180~190ヤードがひとつの飛距離の目安です。

同じぐらいの飛距離が出るクラブとして19度前後のウッド型UTがありますが、それぞれメリットデメリットがあり、7番ウッドはUTと比べて高さが出しやすく、つかまりがよいです。ウッド型UTのメリットは、短いのでよりボールをとらえやすい、方向性がよいといった点ですね。

これは好みで選んで良いですが、右へのミスが多いゴルファーや長いクラブの高さが出ないゴルファーには7番ウッドがおすすめです。

7番ウッドほどカスタムして化けるクラブはない

ドライバーやアイアンは、シャフトにこだわるゴルファーは多いですが、FWやUTをカスタムしているゴルファーは少ないです。ドライバーやアイアンをカスタムして使用しつつ、FWやUTが純正のままだとウェイトフローの流れが崩れてしまい、カスタムしていないクラブはもちろん、せっかくカスタムした他のクラブにまで影響を及ぼします。

特に7番ウッドは、ドライバーが純正シャフトのままでもやや軽い設定になっていることが多いです。リシャフトがベストですが、グリップのすぐ下のシャフトに鉛を3~4グラム貼るだけでもボールをとらえる確率がぐんと上がるなんてこともあります。

初中級者はもちろんですが、上級者にも7番ウッドはお勧めしたいです。一度購入したけどうまく使えなかったなんてゴルファーもいると思いますが、是非もう一回チャレンジしてもらいたいですね。最新のショートウッドはかなり進化していて、スピン過多になることも少なく、過去の吹き上がるようなイメージをお持ちの方はびっくりすると思いますよ!

■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。