山下美夢有のセッティング
- ドライバー:スリクソンZX5 MkⅡ(ロフト/8.5度 シャフト/スピーダーNXグリーン)
- 3W、5W:スリクソンZX MkⅡ(ロフト/15度、18度 シャフト/スピーダーNXグリーン)
- 4U、5U:スリクソンZX MkⅡ(ロフト/22度、25度 シャフト/スピーダーTRハイブリッド)
- アイアン:スリクソンZX5 MkⅡ(番手/6I-PW シャフト/ダイナミックゴールド)
- AW、GW、SW:クリーブランドRTX 6 ZIPCORE(48、52度、58度 シャフト/ダイナミックゴールド)
- パター:リアライズ スクワッド
※この写真は練習日に撮影したもの。プロは試合によってセッティングを変更します。
山下美夢有 Miyuu Yamashita
ヤマシタ ミユウ/2001年生まれ、大阪府出身。150センチ。
2022年は史上最年少で年間女王になり、2023年も4勝。加賀電子所属。
2年連続で年間女王 山下のセッティングは何が変わった?
2年連続で女子ツアーの主役として活躍した山下選手はウッド系のクラブが得意な選手。2022年同様にフェアウェイウッドは3W、5W、そしてユーティリティは4U、5Uを入れているセッティングは変わっていません。
モデルは2022年前半までは「ZXシリーズ」を使っていましたが、後半戦はウッド系を「ZX MkⅡ」にして、2023年の開幕戦からアイアンも「ZX5 MkⅡ」に。現在はドライバーからアイアンまでの10本を最新モデルの「ZX MkⅡ」で揃えています。
メーカーと契約している選手でも山下選手のように10本を1シリーズで統一している選手は珍しい。山下選手は特定のクラブに苦手意識がなく、どの番手も同じようにスイングできているので、クラブを揃えることができていると言えます。
モデルをアップデートした以外は大きな変更はしていませんが、シーズン中に変えたのはパターです。開幕直後は「リアライズ」のパターを使っていましたが、5月から「オデッセイ ホワイト・ホット 2-Ballブレード」にしています。このパターは私も競技で使ったことがありますが、本当に操作性と寛容性のバランスが絶妙です。
SWはトゥ側に打点が集中
SW(58度)のフェースを確認すると打点がトゥ側に集中している。センターヒッターではなく、あえてトゥ側で打つことで距離を抑えながら打っているようだ。
QPチェック!
●check1 「ZX7」から「ZX5 MkⅡ」に
前作では操作性の高い「ZX7」を使っていたが、最新モデルでは寛容性の高い「ZX5 MKⅡ」をエースドライバーにしている。
●check2 プロ1年目から番手構成は同じ
フェアウェイウッドが3W、5W、ユーティリティが4U、5U、アイアンが6番からPW、そしてウェッジが3本という組み合わせはプロ1年目から変わっていない。
●check3 2023シーズンで6勝の「2Ballブレード」
山下が使う「ホワイト・ホット 2-Ball ブレード」は穴井詩、菊地絵理香も同じタイプを使って優勝。今季の女子ツアーで計6勝している。
解説:関 雅史
PGAティーチングプロA級の資格をもつクラフトマンとして、都内にある「ゴルフフィールズ」の店長をつとめている。女子ツアーで活躍する岩橋里衣のコーチでもあり、”QPさん”の愛称でおなじみの人気プロ。







