ヤマハ「RMX VDドライバー」3モデルを試打 一人ひとりにピッタリの球のつかまりが得られる!
【今月のイチ推しギア】YAMAHA RMX VDドライバーシリーズ
数多くのゴルフギアの中から、アナタのゴルフを進化させてくれるスグレモノや要注目の新製品を紹介します。今月のイチ推しは…「YAMAHA RMX VDドライバーシリーズ」だ!
GOLFTODAY本誌619号/168〜169ページ
取材・構成・文/大塚賢二 撮影/相田克己 協力/サザンヤードCC(茨城県)
すべてのゴルファーの最大飛距離を召喚する3つのモデル
ゴルファーひとりひとりが最適な弾道で飛ばせる
「高初速、高打ち出し、低スピンで飛ばす」というのが、近年のドライバー設計のトレンドとなっている。確かにボール初速は速ければ速いほど飛距離を望める。しかし、球の打ち出しは高いほど良いのか?スピンは少ないほど良いのか?と言うと、決してそんなことはない。
初速に応じて、最適な打ち出し角とスピン量は変わる。さらに、高初速で最適な打ち出し角とスピン量が得られても、狙った所に飛ばせなければ、OB連発と言うことになりかねないし、そもそも、芯を外していたのでは、どんなに高性能なヘッドでも、正確に遠くに飛ばすことは困難というものだ。
そこで、注目したいのが10月にヤマハから発売された、RMX VDシリーズだ。高初速、最適な打ち出し角とスピン量に加え、芯に当たりやすくなる設計を搭載。3つのモデルで、ゴルファーひとりひとりにピッタリの球のつかまりと球筋が得られる。至れり尽くせりのドライバーに仕上げられている。
僕は「M」かな。発売直前の最新モデル!ヤマハ「RMX VD」ドライバー3モデルを打ってきた!
ヤマハから2023年10月6日(金)に最新モデル「RMX VD」シリーズが発売される。シリーズの内訳はドライバーが3モデル、アイア...
最大飛距離を導く!革新のテクノロジーBull’s-eye Face
従来のクラブ
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打ち出し角・スピン量が最適化する場所。
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ボール初速が最大となる場所。
飛びの三要素を集中
従来の設計では、球の打ち出し角とスピン量が最適化する場所はフェースセンターのちょい上。
最もボール初速が高くなる場所はフェースセンターで、両者の位置がズレでいた。最もボール初速が高くなる位置を移動することで、両者を一致させた。
感性工学デザイン
打点をフェースのちょい上に導く
感性工学を取り入れ、ヘッドの厚みの上下センターとフェースのちょい上を一致させることで、自然と最も飛ぶ位置に当たるように導く設計。
RMX VD Driverの飛びを試打で検証
RMX VD/X
460cm³
ストレートボールで大きく飛ばす
高い慣性モーメントを持つヘッドに「ブルズアイフェース」の飛びをプラス。ヘッド後部に取り外し式のウェイトを装着し、重心角を調整することで、つかまりを最適化。ストレートに飛ばせるモデル。
【SPEC】
●ヘッド素材/フェース:6-4チタン、本体:811チタン、クラウン:カーボン
●ロフト/9.5、10.5度
●シャフト/TENSEI TR(R、SR、S)
●価格/9万2400円
【イチ推しポイント】
アドレス時にヘッドのサイズが最も大きく見えるモデルです。見た目通りにスイートエリアが広く、ミスヒット時にも球の打ち出し方向も高さもスピン量も安定します。
伸びのある高弾道のストレートボールで、オートマチックに飛距離が出るモデルです。大型でもヘッドの挙動が安定しているので、振りにくさは感じません。ウェイトの位置を変えると、ちょうどいい球のつかまりに調整できます。
ヤマハの新ドライバー「RMX VD/M」と「RMX VD/X」はとにかく飛ぶから、生涯最高飛距離を記録しちゃいそう
「RMX VD シリーズ ドライバー」の2本をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。 撮影/篠原嗣典
RMX VD/R
445cm³
高いコントロール性と初速で飛ばす
ヘッドの操作性と球の強さを狙った445cm³の浅重心タイプのモデル。トゥ〜ヒール方向に可動するスライドウェイトによる重心距離の調整で、狙い通りの弾道が得られるアスリート向けモデル。
【SPEC】
●ヘッド素材/フェース:6-4チタン、本体:811チタン、クラウン:カーボン
●ロフト/9.5、10.5度
●シャフト/SPEEDER NX BLACK 50(S)、他
●価格/10万5600円〜
【イチ推しポイント】
洋ナシ型のやや小ぶりなサイズとストレートなフェース向きでプロやハードヒッターが好むタイプです。
球のつかまりは控えめ、低スピンの中弾道で“上がり過ぎ”“つかまり過ぎ”を恐れずに叩いて飛ばせるモデルです。もちろん初速の速さで飛距離が出ます。
ツアープロがシーズン中に替えちゃうのも納得!ヤマハ「RMX VD」ドライバーを試打したら、どのモデルも完成度が高くて迷っちゃう
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。 僕はプロが使うクラブってめちゃくちゃ気になっちゃう...
RMX VD/M
460cm³
スライドウェイトでスピンと打ち出しを最適化
適度な操作性を持たせた460cm³ヘッドのソールに、重心深度を調整するスライドウェイトを装着。ゴルファーひとりひとりに最適な打ち出しとスピンが得られるモデル。
【SPEC】
●ヘッド素材/フェース:6-4チタン、本体:811チタン、クラウン:カーボン
●ロフト/9.5、10.5度
●シャフト/TENSEI TR(R、SR、S)、他
●価格/9万2400円〜
【イチ推しポイント】
RMX/Rと同様に構えやすい洋ナシ形状ですがこのモデルは460cm³になる分、スイートエリアと直進性が増します。基本的には中高弾道でスピンも少なめですが、ウェイトの位置で打ち出し角の高さが変わります。高初速と適度な操作性のセミオートマモデルです。
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試打:田所嵩瑛(たどころ・たかあき)
1998年生まれ。サザンヤードCC所属。小学6年でゴルフを始め、2016年研修生になり、2019年プロテストに一発合格。気鋭の若手プロ。
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