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コース上にある雪や氷が邪魔になる場合、2つの選択肢から選ぶことができる…何と何?

知っていて得するルールの話

2024/01/24 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦

ゴルフボール,霜

この季節、プレーには大きな支障はないけれど残雪がちらほら、というコースがあります。もしそういうところにボールが行ってしまったら、救済を受けられると思いますか?今回は、雪や氷があるところにボールが行った時の対処法を紹介します。

雪が邪魔になる場合の救済処置は2通り

雪がちらつく中でのラウンドというのはほとんどしないと思いますが、この時期、コース内に雪が残っていることがあります。また、除雪した雪がグリーンの奥やラフの横に積み上げられていることもあります。もしそういう雪の中にボールが飛び込んだり、乗っかったりした場合はどうすればいいのか?

コース上にある雪や氷(氷は自然のものに限る)が邪魔になる場合は、2つの選択肢からどちらかを選ぶことができます。

(1)「ルースインペディメント」として処置をする
(2)「一時的な水(以前のルールではカジュアルウォーターと呼ばれていたもの)」として処置する

(1)まず1つめですが、ルースインペディメントとして処置できるということは、石や枯れ葉のように取り除いていいということ。ただし、通常のルースインペディメント同様、ボールに付着している雪や氷を払うことはできません。払ってしまった場合は、1打罰になってしまいます。

また、雪を払っているときにボールを動かしてしまった場合も、1罰打でリプレースとなります。
ちょっとした不注意でペナルティーが課せられるので注意しましょう。

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ゴルフ,雪

(2)一方、一時的な水として処置するというのは、水たまりにボールがあるときと同じ処置をしてもいいということです。この場合はボールを拾い上げ、雪や氷の障害が避けられる完全な救済のニヤレストポイントを決め、そこを基点に1クラブレングスの救済エリアに無罰でドロップします。もちろん、スタンスがかかるときもこの処置を選択できます。

こっちのほうが良さそうな気がしますが、どうですか?
なお、バンカー内で雪がプレーの障害になる場合も同じ処置を選択できますが、無罰で救済を受けようと思ったらバンカー内にドロップしなければいけません。

「バンカーが雪だらけで打てなかったらどうするの?」と思われるかもしれませんが、バンカーが水浸しになっている時と同じように、外に出したい場合は1打罰が必要となるのです。当然ながら雪掻きはしているでしょうから、プレー中に大雪でも降らない限り、砂が見えないくらい雪で埋まっているということはないと思いますが…。

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