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申ジエ 2023年クラブセッティング「FW以下は操作性重視のセッティング」

申ジエ 2023年クラブセッティング「FW以下は操作性重視のセッティング」

2023JLPGAツアー最終戦で激写した最強女子プロのクラブセッティング｜No.2

2023/12/30　ゴルフサプリ編集部

2023年のLPGAツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で撮影した申ジエのクラブセッティング。長所を生かし、弱点を強みに変える女子プロのクラブセッティングはアマチュアの良きお手本だ！

写真／ゴルフサプリ編集部

ドライバーは飛距離優先！でもFW以下は操作性重視

申ジエ,クラブセッティング — ココをマネよう！PWから54度までは4度ピッチ。60度だけ少し離れていますが、一番下のクラブはロフトピッチにこだわる必要はありません。大事なのはどんな状況でどんな球を打ちたいかです。

1W／パラダイムトリプルダイヤモンド（9度）スピーダー569エボリューションIV（S）
3、5W／ステルスプラス（15、19度）スピーダーNXブルー 50（S）
4、5U／ステルス2（22、25度）MCH 60（S）
6I〜PW／エイペックス TCB（30〜46度）ツアーAD-65I（I S）
AW 、SW、LW／JAWS MD5（50、54、60度）NSプロ850GH（S）
PT／TPコレクション JUNO 1.5トラスヒール

「2023年はクラブ契約フリーの選手の多くが「パラダイムシリーズ」の1Wを選びました。飛距離を出しやすいことが最大の理由で、申選手もロースピンでロフトの立ったトリプルダイヤモンドを使用。セッティングの特徴は1W、FWとも重心の浅いモデルを選んでいることです。重心がシャフトの延長線上近くにあれば瞬時のコントロールが可能。アイアンも反応のいい「エイペックスTCB」で、卓越したテクニックを生かせるセッティングです」

解説：関雅史（せき・まさし）。ティーチングプロとクラブフィッターの二足の草鞋で大活躍。テスターとしても各メディアに引っ張りだこ。レッスンスタジオ兼ゴルフショップ「ゴルフフィールズ」（東京都北区）を主宰。