アベレージゴルファーは技術力だけではなく、見た目の良さ=きれいなスイングを求める人が多い
レッスンの現場では「飛距離を伸ばしたい」とか「方向性を良くしたい」といった声をよく聞きますが、これらと並んでよく聞くのが「きれいなスイングになりたい」です。いくら技術力が高くても、不恰好なスイングはイヤという人がとても多く、見た目の良さもゴルフを楽しむための大きなポイントだということが窺い知れます。
お手本と呼んで差し支えないきれいなスイングを身につけたいなら、練習へ出かけた際、自分のスイングをスマートフォンなどで撮影し、チェックしましょう。自分の姿を客観視することで、見栄えの良いスイングに近づくことができるはずです。
すでに、三脚等にスマートフォンを取り付けて撮影している人やパートナーに撮ってもらっている人もいるため、まだ行ったことがない人はぜひ試してください。
● 頭やカラダのブレやズレをチェックしたい場合:カメラのアングルにあまりこだわることはない
● スイング軌道やフェース向きをチェックしたい場合:アドレス時のグリップの高さかつ、グリップの真後ろにレンズをセットして撮影する
実際の動きを自分の目で確認することが、きれいなスイングを身につけるうえでとても大切
撮影した動画はスイングチェック用の無料アプリに取り込んで、チェックするのがおすすめです。
正面から撮った動画のチェックポイント
● アドレスとグリップ位置
● 頭やカラダがズレていないか(スウェーの有無)
● 下半身リードの切り返しができているか
● ウェートシフトはできているか
● ハンドファーストになっているか(キャスティングしていないか)
● ビハインド・ザ・ボールになっているか
後方から撮った動画のチェックポイント
● アドレス
● 頭やカラダの伸び上がりなどが起きていないか
● スイング中のクラブヘッド軌道
● ハーフウェイバック(P2)のフェース向き
● トップ(P4)のフェース向き
● トップの位置とカタチ
などをチェックしてみましょう。
(1)100切りを目指すレベルの人をはじめ、スコア100前後を行ったり来たりしているアベレージゴルファーのスイング軌道はたいていアウトサイド・インです。この軌道が必ずしも悪い訳ではありませんが、その度合いが大き過ぎるとボールが右へ曲がりやすくなります。
(2)またハーフウェイバック(P2)やトップ(P4)でフェースが開いていると、ボールが右へ飛びやすくなります。
上記の2点は必ずチェックして、自分がどうなっているかを確認しましょう。もし当てはまっているなら修正を心がけることで、少しずつ右へのミスショットが減ってくると思われます。
自分では頭を動かさずに振っているのにそうなっていなかったり、インサイド・アウトに振っているのに、できていなかったりすることが多々あります。またハーフスイングで打っているのに、トップの位置がフルスイングとほとんど同じだったりすることもよくあります。
きれいなスイングを身につける、バランス良く振る、ムダな動きを抑えるといったことを習得するには、実際にどうなっているかを自分の目で見て確認することがとても大切です。そして、それが改善や習得の近道になります。
文・宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場でレッスンを行っており、フリーランスのゴルフライターとしても活動している。




