高額パターが売れている!その理由は?
(写真/中山功一)
近年、パターの定価がグングン上がり、一昔前の倍以上の価格になっています。
例えば…30年前のピン アンサー(ブロンズ)パターの定価:1万6000円
(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
● 2022年 オデッセイ イレブンシリーズ
定価:4万2000円(税別)
● オデッセイ トゥーロンシリーズ
定価:6万円(税別)
上記のように定価が上昇していることが分かります。価格の上昇以外にも、消費者心理が変わってきていることが言えます。
消費者心理の変化
「二極化」=「安価な物・高価な物」が終わり、高価でも品質が良く信頼性が高い物を消費者が好むようになってきました。インフレの予兆を感じさせる現象ですが、消費者心理の改善により衣・食・住と比較しても、食べるなら高くても美味しいもの、高くても着心地の良い高品質なもの。
ブランド品市場をウォッチしてもシャネル、ヴィトン、エルメスが定価を上げても売れ続け、最高益を出しています。ゴルフクラブ市場も、価格が高くても製品精度が良く信頼性の高いモデルが売れているのです。
バブル時との大きな違いは、「自慢するための、高額ゴルフクラブ」ではなく、「所有満足度+使用満足度=高価なゴルフクラブ」と変化しております。
2024年は単一素材(ムク)の削り出し 高額パターが売れている!
<削り出しパターのメリット>
・打感が柔らかい
・微調整が可能
・リセールバリューが高い
このようなメリットもあります。スピン系のボールとの相性が良く、ゴルフが上達してくると必ず通る道が削り出しパターです。
軟鉄やSUS(ソフトステンレス)削り出しパターと言えば、スコッティ・キャメロンが代表的です。S.キャメロン 2023 スーパーセレクトシリーズの定価は、6万6000円(税込)、素材:303 ステンレススチール。削り出しパターでそこそこの価格ですが、所有満足度と使用感(精度が高い)が高いので高額パターでありながら人気のモデルです!
ちなみに、中古販売相場は5万800円(税込)〜6万3500円と新品価格と比較してもさほど変わりません。人気モデルで相場高値、リセールバリューも高いのです。
S.キャメロン パターはプレミアが付くモデルも沢山ある!
(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
S.キャメロン チャンピオンズチョイス 2023モデルは現在も販売中ですが、これからプレミアが付くことは間違いありません。
2021年モデルのチャンピオンズチョイスは、微増ではありますがプレミアが付いています。
<プレミアが付く理由>
・生産本数が少ないこと(希少性)
・製品精度が高いこと
・人気があること
このような条件が不可欠です。
S.キャメロン チャンピオンズチョイス2023は、私も普段使いのパターにしようかと考えているモデルです。製品の精度が高く、打感も良く距離感も良い感じです。2023モデルには、4種類の「プラス」シリーズがあります。プラスシリーズは、フランジ部分が広いことが特徴です。
近年活躍しているツアープロのストロークを見ると、インパクト時にタップ打ちのように調整するのではなく、ストローク中に調整してインパクトを意識して作らないパッティングスタイルが流行りだと思います。
購入候補の理由
(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
このようなスタイルには、手先の細工は必要ないので安定したストロークを再現できるパター形状がベストです。このようなツアープロの意見を取り入れて開発されたモデルが「プラス」シリーズです!
定価は高いですが、少し使用してからでも良い価格で売れる(リセールバリュー)ことが決定してますので購入候補に入れています。
削り出し(ムク素材)パター!リセールバリューの高い人気モデル!
S.キャメロン スーパーセレクト ニューポート プラス(2023)
(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
打感は、硬めで転がり重視モデル!
中古販売相場:5万800円〜6万3500円(税抜)
S.キャメロン スペシャルセレクト ニューポート2(2020)
(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
スーパーセレクトよりも打感が柔らかく距離感が合わせやすい!
中古販売相場:4万3800円〜5万3800円(税抜)
オデッセイ トゥーロン アトランタ(2022)
(写真/ゴルフトゥデイ編集部)
オデッセイの中では、打感が柔らかくスピン系ボールとマッチングが良い!
中古販売相場:3万9800円〜4万9800円(税抜)
\それでは、あなたのゴルフライフにGood luck!/
中山功一(ナカヤマ コウイチ)
かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。




