「10K」って飛ぶの? やさしいの?
「Qi10」という名称にある「10」は、「10K」=10,000のこと。
MOI(慣性モーメント)の数値が1万を越えたと言うことなのだ。
もう少し細かく書くと、ヘッドフェースを見て左右のMOIと上下のMOIの合計が「10K」を超えたという。
それがドライバーにどう影響するか?
MOIが大きいと、主にミスヒットしたときに、インパクトでヘッドが当たり負けしない、開いたり、閉じたりしづらいということになるのだ。
結果として、ボールは狙った方向に飛ぶし、飛距離のロスも少なくて済むというわけだ。まさに、誰もが欲しいドライバーであるが、そんなことは本当に可能なのだろうか?
「Qi10」シリーズのヘッドは3種類!
「Qi10 MAX ドライバー」「Qi10 ドライバー」「Qi10 LS ドライバー」の3種類のドライバーが発売される。
「Qi10 MAX ドライバー」のコピーは“10K それはやさしさの新世界基準 ぶっ飛び系10Kを体感せよ。”である。
フェースは、テーラーメイドの18番となっている『60X CARBON TWIST FACE』だ。カーボンツイストフェースの実績については書くまでもないであろう。すでに、多くのゴルファーが救われてきたのだから。
そのフェースの機能と新開発のフレームとの相乗効果で、ボール初速が上がり、飛距離が大幅に向上するという。
そして『MOI 10K』の効果で、真っすぐに飛ばすというわけだ。
改めて、3種類のドライバーに注目してみる。基本的なテクノロジーは同じである。しかし、それぞれに個性があるのだ。
「Qi10 MAX ドライバー」は、“真っすぐに飛ぶ”
このドライバーだけが、MOIが「10K」を超えている。まさに「Qi10」シリーズのフラッグシップモデルである。
「Qi10 ドライバー」は、“高弾道でぶっ飛ばす”
MOIは高めてあるが、それにプラスして、やや非力なゴルファーや、弾道が低くて飛距離をロスしているゴルファーのためのスタンダードモデルとなっている。
「Qi10 LS ドライバー」は、“ロースピンでぶっ飛ばす”
このドライバーは、ロースピンで飛ばすハードヒッターのために作られているが、スピンが多すぎて飛距離をロスしているゴルファーは、実はハードヒッター以外でもけっこう多いので、該当する人は打ってみるべきである。
ということで、10Kを実現したMOIでやさしく、真っすぐ打ちたいゴルファーは、迷わず「Qi10 MAX ドライバー」がオススメであろう。
「Qi10 MAX ドライバー」を軸として、自分の個性に合わせて「Qi10 ドライバー」「Qi10 LS ドライバー」とテストしてみるのが、新しいテーラーメイドの進化を体感できる方法のようだ。
篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家。1965年生まれ。東京都文京区生まれ。板橋区在住。中一でコースデビュー、以後、競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れる青春を過ごして、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、2000年にメルマガ【Golf Planet】を発行し、ゴルフエッセイストとしてデビュー。試打インプレッションなどでも活躍中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。




