フォーティーンのウェッジ「DJ-6」を、いかにもダフるシチュエーションで打ってみたら…
野村タケオのゴルフ実験室
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。
みなさんはアプローチ得意ですか?僕は結構得意なほうなのですが、それでも調子が悪いとダフっちゃいます。特にライが少し悪かったりすると、ダフり率がかなりアップしますね。そういうときって「ダフらないウェッジがあったらな~」なんて思うわけですが、実はフォーティーンの「DJ-6」というウェッジが、かなりダフリに強いという話なんです。ってことでその噂は本当なのか、コースに持ち込んで使ってみました!
<取材・文・写真提供 ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ>
ダフリに強い秘密はソールのへこみにあり!
フォーティーンから昨年10月に発売になった、ダフりにくいウェッジ「DJ-6」。「DJ」シリーズと言えば、フォーティーンのウェッジの中でもやさしく打てるシリーズなのですが、新作の「DJ-6」はさらにダフリに強くなるように改良されたというんですね。その秘密はソールにあります。
もうパッと見てわかるのですが、ソールのトゥからヒールにかけてくぼみがあるんですよ。これが「グランドキャニオンソール」。
このソール、リーディングエッジ部分のバンパーソールと、へこみの後ろ部分のキャニオンバンスに別れています。この高低差を最適に組み合わせることで2つのソール面が相乗効果を生み、ダフりへの強さを発揮してくれるということなんです。
フォーティーン「DJ-6」ウェッジ。『ダフりにくい』から『ダフらない』ソールに超進化!スコアアップに大きく貢献してくれること間違いなし
アマチュアゴルファーがやさしく、楽しくプレーするために生まれたのがフォーティーンのウェッジブランド「DJシリーズ」。そ...
お助けなのに顔がいいし、安心感もある!
見た目ですが、バックフェースは結構シンプルで、真ん中に大きくフォーティーンの羽のマークが浮き彫りにされています。そしてその横に「DJ-6」のロゴ。もうめっちゃシンプルですが、これはこれでカッコ良い。
構えてみるとヘッドは少し大きめで安心感があります。ほんの少しだけオフセットもあり、ふところ感を感じられて僕は好きです。こういう形状のほうがボールを包み込むようなイメージが出て、自然とつかまる感じがしてやさしいと思います。
目標に対しても、とても構えやすく感じました。ソールにくぼみがありますが、ソールしてみても特に違和感などはなく、座りもいいです。なによりやさしいお助け系のウェッジなのに顔がいいってとこが、さすがはフォーティーンって感じです。
芝が薄くても滑ってくれるので安心!
まずはフェアウェイから打ってみました。20ヤードくらいの距離を打ちましたが、バンスの滑りがとても良くて打ちやすいです。バンスが跳ねるようなこともなく、スーッと滑る感じ。少しボールの手前にわざとヘッドを落としても、バンスが滑ってくれるのでミスになりにくいです。
ラフで打ってみても普通に打てます。だた、ラフだと地面にソールが当たらないので、グランドキャニオンソールの効果はあまりないかな。
次は少し芝が薄くて、いかにもダフりそうなところで打ってみました。最初はちょっと緊張してしまいハーフトップとかになっちゃいましたが、ソールが滑ってくれることを信じて打ったら、驚くほど綺麗にインパクトできました。最初にソールが地面にポンと当たるのですが、普通なら刺さってしまうかバンスが跳ねてトップ気味にあたるところ、このソールだと滑ってくれます。これはありがたいですね。
次ぺージ:これがグランドキャニオンソールの効果ってことか!
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