タイガーが認めたその質の高さ

「ツアーB」シリーズは、タイガー・ウッズをはじめ多くのツアープロに愛用されており、飛距離、スピンといったプロが求める性能はもちろん、フィーリング、耐久性など様々な点が評価されています。今回のモデルチェンジでは性能的な部分以外に、タイガーが求める性能表現である「ディープ感」というワードをそのまま用いて、ツアープロが求めるフィーリング面を磨いたモデルとして発表されました。

ツアープロが求める「ディープ感」とは?

「ディープ感」とは、前作で使われていた「乗り感」というインパクト時のフェースにボールが接触している時間が長く感じられる感覚と、柔らかい打音を合わせたものを指すもの。発表会では、宮里聖志プロ、宮里優作プロ、堀川未来夢プロ、清水大成プロ、原英莉花プロ、桑木志帆プロ、馬場咲希プロが登壇し、各々が「ツアーB」の進化を語ってくれました。

それぞれがボールに求める性能は異なるようですが、自分の理想に近いと絶賛でしたね。特にフィーリング面ではイメージ通りに飛んでくれる、悪いライからでも安定して飛んでくれるといった意見が聞かれ、「ツアーB」シリーズに厚い信頼を寄せていることが伝わってきました。

「ツアーB X」と「ツアーB XS」と2モデルあるのは、ゴルファーによって求める性能に細かく答えるため

タイガー・ウッズは体調やコースコンディションによって使い分ける
● 飛距離を求める場合:ツアーB X
● 繊細なスピンコントロールを必要とする場合:ツアーB XS

登壇したプロも使用球はそれぞれで、自分のイメージする弾道に沿ったボールを選ばれています。

アマチュアでも体感できる適度な性能差と使い分けできるフィーリング

発表会に先立って体験イベントが開催されており、贅沢にもコースで2モデルを比較試打させてもらいました。

進化を感じたのが「ツアーB X」。飛距離性能や適度な操作性はそのままにアプローチの打感が柔らかくなりました。対する「ツアーB XS」は、圧倒的なスピン性能や操作性がさらに磨かれた印象。性能差はしっかりと感じるのですが、100ヤード以内のショットのフィーリングが近くなっていて、タイガーのようにコースによって使い分けしてみたくなりましたね。

それとどちらのボールにも感じたのが耐久性の高さ。これは前作でも言われていたことで、発表会で堀川プロも話していましたが、非常に傷がつきにくく、かなり持ちがよいです。新作になってさらに傷つきにくくなりました。私は少々の傷はあまり気にしないのですが、カート道などに着弾したりしない限り、ずっと使ってしまいそうな気がします。そのくらい傷がつきにくいです。

個人的には、「ツアーB XS」が好みですね。成功率はさておき、ボールをインテンショナルに曲げることが好きなので、うまく言った時に気持ちよく操作できる「ツアーB XS」は使っていて非常に楽しいボールです。

スコアを追求はもちろん、弾道の追求やフィーリングを追求するうえでもボールの選定は非常に重要な項目になります。プレーの質にこだわるゴルファーなら新しい「ツアーB」シリーズは、試すべきですね。

■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。