パットに悩むプロの救世主的パター
2024年、米ツアー第5戦、シグネチャーイベントとなり、昨年のランキングトップ80が揃ったAT&Tペブルビーチ・プロアマ。その名の通り、アマチュアと一緒にラウンドしながらスコアを競うというツアーの中では珍しい大会だ。
最終日はサスペンデッドから天気が回復せず、中止が決定。60というスコアを叩き出し、3日目首位に立っていたウィンダム・クラークがそのまま優勝となった。
ウィンダム・クラークのパターといえば、昨年米ツアーでプチブームを起こしたオデッセイ オーワークスの「ジェイルバードミニ」だ。このパター、キーガン・ブラッドリーが使用し始めて優勝。それを見たリッキー・ファウラーが同じモデルをオーダーし、不調だったパッティングが改善。さらにそれを見たウィンダム・クラークがファウラーのパターを「完コピ」し全米オープンで勝利。その後、リッキー・ファウラーがロケットモーゲージで復活優勝した。
この活躍により中古市場では「ヴァーサ ジェイルバード」の価格が高騰したが、その後「ヴァーサ」ではなく、「オーワークス」の限定モデル「ジェイルバード ミニ」ということが周知された。オデッセイからは「ジェイルバード380」として急遽限定発売され、それも瞬く間に売れてしまったほど、パターに悩むゴルファーの救世主として名を馳せている。
ソールを見るとパターが変わっている!
そんな「ジェイルバード ミニ」の使い手として知られるようになったウィンダム・クラークなので、パットが好調なのは当たり前で彼のパターを見ても、もはや驚く人はいないのだが、ソールを見るといつもの”鉛ベタ貼り”ではない! え!? 小窓がある!
そうニューモデルの「Ai-ONE」に代わっていたのだ。本来、「Ai-ONE」のインサートは白で「Ai-ONEミルド」のインサートは金色。クラークが使うパターのインサートは黒なのでプロトタイプなのだろう。
さらにさらに、もっとよ~くソールを見ると「CRUISER」の文字! 形状とアライメントは同じだが「ジェイルバード ミニ」じゃない! おそらく追加モデルとして現れる中尺専用モデルなのではないかと予想される。
これまた旋風を巻き起こしそうなパターが登場してしまった。マニアとしては「JAIL BIRD MINI」にするか「CRUISER」にするかまた悩みが増えそうだ。




