ショットがバラバラで安定しないなら、クラブ2〜3本素振りですぐに解決!

自分でクラブを操作しようとするとスイング軌道が定まりにくい

ゴルフのクラブは結構軽く感じられて、女性ゴルファーでもビュンと音を出せるくらいのスピードで振れますよね。

特にドライバーは一番長いクラブですが、一番軽いのでスイングしやすいことと思います。ところがボールに当たらないと、何とか当てようとしてクラブが振れなくなってきます。

結局はクラブが軽いためにいろいろな軌道で振れてしまうところにナイスショットがなかなか打てない原因があるのです。

自分でクラブを操作してボールをフェース面に当てようとするほど腕や手が余計な動きをしたり、インパクトが緩んでクラブヘッドが減速したりしやすい。クラブはなかなか自分の思うように動いてくれないものです。

クラブの重さに委ねれば軌道が安定し、ナイスショットが打てる

どう振ればいいか分からなくなったら、クラブを2〜3本持って素振りしましょう。重さがずっしりと感じられるウェッジなどのショートアイアンがオススメです。

パワーのある男性なら3本、3本は重すぎて振れないという人は2本でOK。通常のグリップでは持てないのでバットを持つような握り方で構いません。

そしてクラブをゆっくりと大きく振りましょう。バックスイングでクラブをどの方向に上げようとか、トップのポジションはこことか、ダウンスイングはこの方向から振り下ろそうなどと難しく考えなくていいです。

クラブを2〜3本持つとかなり重く感じられて、自分でクラブをコントロールしにくくなることが実感できるでしょう。

振っているうちに下半身のどっしり感覚が生まれて、カラダの軸が安定してきます。何回振ってもほとんど同じ軌道で振れるようになります。クラブの重さを感じてクラブの重さに委ねればスイングの軌道が自然に安定してくるのです。

ゴルフはクラブという道具を使ってボールを打つゲームですが、自分が「主」となってはクラブが言うことを聞いてくれません。

クラブが「主」で、自分は「従」と考えましょう。自分の力でクラブをコントロールするのではなくて、クラブヘッドの重心移動によって「自分がクラブに振られる」という感覚でスイングするのが大切なポイントです。

クラブの重さを感じておくことはとても重要で、初心者のうちからこの感覚を先にマスターしておくと上達がスピードアップします。

実際にボールを打つときも、クラブの重さが感じられるくらいまで両手を柔らかめに握ってスイングしましょう。軌道が安定すればインパクトの打点のズレが減ってナイスショットの回数が劇的に増えてきます。

練習するときはもちろん、コースプレーでもショットを打つ前にクラブ2〜3本素振りすればいいイメージが湧いてきてミス防止に大きく役立ちますよ。ぜひ実行してくださいね。


吉本 舞
よしもと・まい
佐賀県出身。USLPGA Teaching&club Professionalの資格を取得。ゴルフの楽しさを多くの人に伝えたく、敏腕コーチの森守洋に師事。現在は東京ゴルフスタジオ(東京都三鷹市)でアマチュアをレッスン。一人一人の悩みに寄り添い、丁寧でわかりやすい指導が好評。
Instagramにてゴルフレッスンやゴルフウェアコーディネートなど更新中。
@maiyoshimoto_