タイガー・ウッズが求める「ディープ感」とは…

私が学生の頃、大流行りしていたボールが「ダンロップ ロイヤルマックスフライ」でした。この当時、糸巻ボール・バラタカバーで打感がやわらかく、止まるボールと言ったらロイヤルマックスフライ以外考えられないヒット作でした。

あれから30年余り…現在のボールで糸巻ボールはなく2ピース、3ピース構造でカバーの耐久性も向上し、トップするとボールに「刀キズ」が付くような昔の話は、死語になりつつあります。

「飛ぶボール→曲がらないボール→耐久性の高いボール」と進化し続け、クラブのように自分のプレースタイルによってボールが選べる時代になりました。この進化により、スピン性能や弾道はドライバーからパターまで全てのショットに満足いくボールが誕生しました。

ボール試打テストに使用したパターはこちら

ウイルソン 8802/1964年製

ベン・クレンショウが少年のころから使用し、リトル・ベンの愛称で有名なモデルです。

ピン カーステンCO(ビッグカーステン)/1968年製

倉本昌弘プロなど多くのプロに愛用されたモデル
スコッツデールよりもフランジが大きめで、安定感が高いと評価されていました。

ブリヂストン ツアーB X 試打感

前モデルと大きく変わったところは、ボールの打出しスピードだと思います。

「XS」よりも「X」のほうが打音が高く、打感が硬めでしっかりとしたイメージでしたが、「X」でも低めの打音です。

何といっても「ボールが重い」がファーストインプレッションです。(動画で確認していただけると音の違いが分かると思います)

ブリヂストン ツアーB XS 試打感

「XS」も前モデルよりもインパクト時に重みを感じ、溜めたようにボールが出ていきます。

打感はやわらかく、タイトリスト プロV1よりも重さのあるアプローチやパッティングを実現できそうです。

おそらくタイガー・ウッズが求めた「ディープ感」とは、インパクト時の重みとボールの打出しスピードだと思います。フェースに乗った感じと表現されるのは、ウェッジでボールの重さを感じながらフェースから離れていくイメージです。

パーシモンドライバーでボールが貼りつくと表現されるように、喰いつく感じが「ディープ感」だと思います。

「ブリヂストン ツアーB」2024モデルと前モデルを徹底試打!

まとめ

今回試打した「ブリヂストン ツアーB X/XS」は、パターに大きな違いが出ると感じました。フェースインサートモデルが多い時代ですので、ボールのマッチングが重要になります。フェースインサートがやわらかめのパターには、「ブリヂストン ツアーB X」がベストマッチすると思います。軟鉄やSUS素材のムクパターには、ブリヂストン ツアーB XS」がベストマッチすると思います。

パッティングに求める要素は、第一に距離感が重要です。上りや下りなどいろいろなシチュエーションがありますが、まず!距離感が合わないとパターは入りません!

試しに1スリーブ購入してみて、自分のイメージに合った打感、打音、距離感の出るボールを探してみてください!

\それでは、あなたのゴルフライフにGood luck!/

中山功一(ナカヤマ コウイチ)
かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。


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