純正カーボンよりもちょっと重めに需要あり?

皆さんこんにちは。おぐさんです。2024年に入って、クラブのニューモデルが相次いで発表、発売され、賑わっておりますが、クラブの性能を大きく左右するシャフトも相次いでニューモデルが発表されています。ドライバー用はもちろんですが、個人的に注目しているのが、アイアンの軽量モデルです。フジクラからは、カーボンモデルである「TRAVIL」の70g台がラインアップに追加。さらには日本シャフトからスチールモデルの「N.S.PRO 750GH neo」が発表されています。どちらもアイアンのモデルとしては軽量の部類に入ります。そういった重量帯のニューモデルが追加されるということは、そこに需要があるということなのでしょう。

一般的ないわゆる純正のカーボンシャフトは、50~60gに設計されていることが多く、70g台は、そこの一段階重めのポジション。純正カーボンでは物足りないが、90g台では、ちょっと重く感じる。そんなゴルファーが増えているのではないでしょうか。

軽量でも頼りなさは皆無!昔の弾道が取り戻せる?

ひと昔前の軽量といわれるモデルは、軽さを維持しながら、性能を追求するのが難しく、振り心地に特徴があったり、性能的にピーキーなモデルがあったりと、個性の強いモデルが多かったです。しかし昨今の軽量モデルは、しっかりと軽さを維持しながらも重量のあるモデルと同等の性能とフィーリングを持つモデルが増えています。軽くするために犠牲にしていた部分が、技術の進歩によってかなり改善されたのです。これにより、年齢性別関係なく、自身の体格やパワーに合った重量で、求めるフィーリングや性能を持つシャフトを探しやすくなりました。

特に昔バリバリやっていたシニアアスリートや、女性アスリートには、良い時代になったといえるのではないでしょうか。シャフトは、ボールをとらえるためのタイミングの取りやすさや弾道の安定、コントロールに非常に大きな役割を持っています。スイングを変えずとも、安定感を高めるには、ヘッドよりもシャフトが重要だと私は考えていますので、いざというときにミスをするというゴルファーは、シャフトを見直してみることをお勧めします。

最新の軽量アイアンシャフトは、フィーリングと飛距離を両立できる

最新の軽量アイアンシャフトが、大きく進化したことはお伝えしましたが、その性能は、最新のアイアン事情にもピッタリマッチします。最近のアイアンは、飛距離性能が求められており、ヘッドのストロングロフト化や番手ごとの長尺化など、飛距離性能を得るために様々な工夫がされています。

最新の軽量アイアンシャフトを長尺化すれば、フィーリングを高めながら、飛距離性能も高めることができ、非常に相性がよいです。今後、飛距離重視のアイアンには、カスタムモデルとして採用してくるメーカーも増えてくるでしょう。

今使っているアイアンを長尺化するのも一つの方法です。長尺化することによって自身が、頑張らなくてもヘッドスピードが自然と高まり、飛距離アップが期待できます。長くする量や、バランスは、調整する必要がありますので、今のアイアンに愛着がある方は、お近くの工房などに相談してみてください。

■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。