「調子がイマイチだと思ったときはどんな気持ちでプレーするのがいい?」
A.18ホール終えた時点で自分の本当の実力が出ると考えましょう!
「今日は調子がイマイチだな」と思っても途中のスコアに気をとらわれないこと。「18ホールが終わったときに本当の実力が出る」と考えて一打一打に集中してプレーしよう。
スタートから何となく調子が上がらない。大叩きしているわけではないけれど、イメージどおりのプレーができていない。そんなときはメンタル面でどう対処したらいいかというご質問です。調子があまり良くないときは無理しないほうがいいのかな、もっと攻めたほうがいいのかなと迷いながらプレーしているのかもしれませんね。
でも調子がイマイチと思った時点でメンタルもイマイチなのです。メンタルの強いゴルファーは決してそんな風には考えません。平均ストロークが76の人がスタートの4ホールで既に4オーバーとしましょう。普通なら「今日はいくつオーバーしちゃうかな。このペースだと90を叩くかも」と思いそうなところを、「後でバーディもいくつか来るだろう」とポジティブな思考を持てます。「18ホールが終わって本当の実力が出る」と考えるから、スコアの浮き沈みに対しては心理的にあまり左右されないわけです。
ラウンド中のスコアの浮き沈みに一喜一憂しない
目標スコアをクリアできそうもない展開になっても、今日はイマイチと決めつけないようにしましょう。イマイチと思うなら最悪ではないのですから、途中のスコアに気をとらわれずチャンスをじっと待ちましょう。出だしが良くても上がり3ホールで叩いて85ということもあれば、最初の4ホールで7オーバーとつまずいても上がってみれば85ということもあるのです。どちらになるかは実際にプレーしないと分かりませんから、目の前の一打に集中する心掛けがとても大事です。
戦術的にはドライバーが飛んでないな、アイアンの当たりがあまり良くないなと思ったら攻め方を少し変えてみるといいでしょう。ティショットは2打目でグリーン方向を狙えるならどこでもOKとか、グリーンに打つショットはピンを狙わずグリーンの真ん中を狙うというようにある程度のミスを予測しつつ、今日の自分ができることにベストを尽くすことです。ミスを取り返そうとして無理な攻めに走るのだけは絶対に避けましょう。
北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。




