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試打をするなら、やっぱりインドアよりもコースで実戦形式が一番いい?

ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第134回

2024/03/22 ゴルフサプリ編集部 T島

PXG

今回は試打をするならインドアがいいのか、それとも実際のラウンドがいいのか? というお話について、ゴルフライターのT島氏が大蔵ゴルフスタジオの代表でフィッターの市川氏が語り合います。

室内で打ったときと屋外(コース)で打ったときの印象、違うよね

T島 試打インプレッションって、自分でもしているけど意外と当てにならないなぁ……と痛感しています。

市川 こらこらT島さんがそんなこと言っちゃダメでしょう?

T島 そうなんですけどね。でもやっぱりコースでは意外と違うわけですよ。

市川 正直に言いますけど、フィッティングしたからといって、決して100%正解だとは思っていないです。

T島 正直だな。気分がちょっと変わるから、印象も変わるよね。実際、量販店などで試打して買ったらもっと印象は変わると思う。

市川 そうですね。もちろん我々がフィッティングすることで、かなりいい線まで追求できていると思いますが、実戦になると気合いが違うし、さらなる微調整が必要となることがあります。

T島 コースでPXGのBLACK OPSのドライバー2種類打ったんですけど、むちゃくちゃよかったんです。なんだろうなぁ安心して打てると言うか、インドアの試打とは印象が違った。

市川 T島さんそもそも、コースで打たないと意味ない!ってタイプですもんね。

T島 そうです。コースのほうがいい球打ってます。たぶん。構えやすさ、音や打感などコースで印象がかなり変わる。BLACK OPSはいい意味で化けました。安定感あります。

市川 それは良かったですね。弊社で購入していただいた方からも高評価です。

T島 今更ながらコースで打ったときと、試打というか練習場やインドアでの印象の違いに驚きました。

市川 以前、1本だけ試打して買うと、1本だけ調和が取れないということを話しましたが、そもそも試打する時の条件と、コースではかなり感じが変わりますよね。

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T島 大蔵ゴルフスタジオは、お客さんをおだてて”モノを買わせている”わけじゃないから、お客さんの話をよ〜く聞いているよね。

市川 そうですね。コースではどういう球が出るのかとか、かなり細かいことまで聞きます。インドアの打席を使わないのも、コースにできるだけ近い条件で打ってほしいからです。

T島 以前、試打即売会を観察したことがあったけど、もう煽って煽って買わせるんですよ。今のチーピンだろ!って球打っても「ナイスドロー」とか声かけてて、あれはひどかった。

市川 それにインドアだと計測器のデータに引っ張られちゃうんですよね。データを見て、一番飛んだスペックが欲しくなっちゃう。

T島 実際の曲がり幅より曲がらなく表示されるとワタシは思っております。

市川 ウチのトラックマンは高級なのでそんなことはありませんが、稀にエラーのデータがでたりしますから、一発のぶっとび飛距離危険です。

T島 まあトラックマンでもGCクアッドみたいな高級な計測器でもクセはあります。あとシミュレーションゴルフもクセがあります。チーピン打ったらメッチャ飛ぶみたいな。

市川 それはよく聞きます。我々もトラックマンのクセは把握しています。

T島 出球の方向とかやっぱり練習場のほうがわかりやすいし、構えやすさなどもある程度スペースがないと印象がかわります。

市川 T島さんはコース試打にこだわるからなぁ。

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T島 はい。PXG BLACK OPSの2種類ともコースでよかったです。

市川 推しますね。エースになりそうですね。

T島 そうなのよ。逆にダメだった時が、お店との付き合い方、お店選びが変わると思うんですよ。

市川 そうですね。大蔵ゴルフスタジオはフィッティングさせてもらって買っていただいてから、さらに深いお付き合いをしていきたいと思っています。充実のアフターケア!

T島 フィッティング→アフターフィッティングと、よりしっかりした状態でお渡ししてから、コースで使ってからさらにと言う感じですな。

市川 はい。やっぱり試打と実際にプレーしたときとでは印象が変わるんです。もちろんT島さんみたいに、さらに良かったという方が大多数なんですけどね。アレ?となる方もいらっしゃいます。

T島 正直だな。

市川 そこからが大蔵ゴルフスタジオの力の見せどころですから!ご連絡いただいたら全力で対応します。

T島 なるほど、それはそうだね。そこからさらに深くお付き合いが始まる感じ。

市川 だから、基本的には微調整できるクラブを中心にチョイスしています。

T島 アイアンやウエッジは微調整できる素材のものにこだわるし、ウッド系も重心位置や可変スリーブでの調整できるし。

市川 そうですね。かなり突き詰めてお渡ししているんですが、T島さんみたいに、コースでアレ?となることがあります。

T島 買う時は、バックフェースとかカッコいいとか気になるけどさぁ、使うときまでそんなに真剣に顔とか見てからなぁ・・・

市川 もっとちゃんと見てください。でも嫌いじゃないな!と思って購入するわけですよね?実際使う時は球筋をイメージして、斜面の中腹からドローとか具体的になる。試打ではそこまでイメージしないです。

T島 もちろん試打の時も球筋はイメージするけど。かなり違う。あとアイアンやウェッジだとバンスの感じなんかやっぱり印象が変わったりする。

市川 そうですね。大蔵ゴルフスタジオだとかなりヘッドの入りなどチェックしますから、アレ?ってなってしまうことはホントに少ないし、好評なんですけど。

T島 ワイドソール、ハイバンスが“やさしい”と言いますけど、それはゴルファー全てに言えることじゃないです。バンス角何度じゃないと?という問題でもないです。

市川 そうですね。すごく見てチェックしますし、大蔵ゴルフスタジオは、オークラランドという練習場の中にあります。バンカー練習もできますからチェックできます。

S159

T島 ピンから出た新しいウエッジ「s159」だけど、ピンのフィッティングショップだけで選べたソールが一般発売されました。Bグラインドっていうんだけど、ワイドソール、ローバンスなんだよね。フィッティングで好評だったのでラインナップに加わったという。

市川 日本のゴルフ場であれば、マッチしそうな人が多そうですね。

T島 コースで打ってみると印象が変わる最たるものだと思います。

市川 日本には四季があるので、季節ごとにゴルファーに大きく影響が出ます。コースの状態も変わります。競技ゴルファーだったら、普通のラウンドと競技の時の精神状態持ちがいますから。

T島 フィッティングで突き詰めても正直70%ぐらいだと思うのよね。あと30%なんとかしないといけないと思ってるT島です。

市川 いや80%ぐらいだと思いますよ!

T島 えー盛るなぁ・・まあ、コースで100%はなかなか難しいですが、90%ぐらいまで突き詰めて行くには、ゴルファーとクラブ屋さんと密な関係が必要かと思います。

市川 そうですね。我々にご相談いただければと思います。

文・T島

T島

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。

大蔵ゴルフスタジオ

上記動画はT島氏が特派員ブログを勤めている東京都世田谷にあります大蔵ゴルフスタジオの説明。大蔵ゴルフスタジオ世田谷のクラブフィッティングの流れを説明しています。

取材協力/大蔵ゴルフスタジオ世田谷
住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜3-24-1 オークラランドゴルフ練習場内
営業時間:11:00〜19:00
定休日:毎週月曜日
TEL:03-6413-9272
https://www.ogs-p.jp/



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