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ゴルフカートの事故には気をつけよう！上手に扱うとスロープレー防止にもなるよ

ゴルフカートの事故には気をつけよう！上手に扱うとスロープレー防止にもなるよ

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2024/04/04　ゴルフサプリ編集部

ゴルフ場ではカート事故が起きているのを知っていますか？楽しむために行ったゴルフ場でケガをしては元も子もありませんので、気を付けて運転したいものです。また、誤った場所にカートを停車したためにスロープレーにつながっていることも見かけますので、カートの停車位置にも気を付けましょう！
写真／ゴルフサプリ編集部

ゴルフカートの事故、年に1件程度の割合で死亡事故も発生してる！？

みなさんは、ゴルフ場でカート事故が起きているのを知っていますか？キャディ付のラウンドであれば、コースを良く知ったキャディさんがカートを運転してくれるので、ほとんど事故が起きるようなことはありません。一方で、ほとんどのゴルフ場ではセルフプレーがメインになりつつあり、ゴルファー自らがカートを運転したり、リモコンでカート操作をする必要があります。そうすると、どうしても事故が起こりやすいです。私がメンバーになっているゴルフ場でもカート道路をそれてしまい、カートが横転してしまったということをキャディさんから聞くことがあります。カートが横転して、ケガがなければ良いのですが、ケガをしてしまうことも結構あるようです。また、全国のゴルフ場をみてみると、年に1件程度の割合で死亡事故が発生しているようです。

また、リモコンタイプのカートは、前方に人がいても止まらないのが普通ということを知っていますか？スタート前にゴルフ場から必ず説明がありますが、全員に対して説明されないことが多いのでひょっとしたら知らない方がいるかもしれません。リモコンタイプのカートは、あらかじめ止まるように設定されている場所以外は、リモコンで止めなければ走り続けてしまいます。前方の人を感知するセンサーも付いていませんので、カートの前方のカート道に立っていると、ひかれてしまいます。カートはそれほど早いスピードで走っていませんが、ひかれてしまえばケガは避けられません。

ラウンドを楽しむためにゴルフ場に行っているのに、その場所でカートの運転をミスしてケガをしては元も子もありませんので、カートの取り扱いには注意をしてください。

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●ティーイングエリア付近
ティーイングエリア付近では、カートの停車位置の標識がある場所、またはリモコンカートなら自動で止まる位置です。特にリモコンカートは一度止まると再度発進するまで多少のタイムラグがあります。リモコンカートの停止位置の手前で止まっていると、ティーショットを打った後に、カートを発進させても再度停止位置で自動停止してしまいます。リモコンカートはそれほどスピードが出ませんので、無駄な停止を少なくすることがスロープレーを避けるポイントになります。また、前の組がティーイングエリアにいる時には、ティーショットを打つ時に気にならない程度の距離を取って、手前で停車して待っているのがマナーです。

●セカンドショット以降
セカンドショット以降では後ろの組から打ち込みを避けられる位置にカートを置いておくことが重要です。同じ組で最初にセカンドショットを打つプレーヤーの横のカート道路に停めておくのが基本です。でも、全員がカートに乗って自分のボールの近くまで移動する必要はありません。最初にセカンドショットを打つプレーヤーが準備をしている間に、2番目に打つプレーヤーがクラブを持って自分のボールの近くの安全な位置に移動していてもかまいません。また、最も飛んでいるプレーヤーのボールの位置がティーイングエリアから230ヤードまでの場所であれば、最前方プレーヤーの位置までカートを移動した方が全体のプレースピードはあがります。ティーイングエリアから230ヤードぐらいの場所にカートがあれば、よほどのことがない限り、後ろの組もティーショットを打つことはありません。

●グリーン周り
グリーン周りではゴルフ場が指定したカート停止位置にカートを停める以外の選択肢はありません。ゴルフ場が指定している停止位置はそのホールをホールアウトして次のホールに移動する最短距離になっていることがほとんどです。カートの停止位置より手前に停めてしまうと、次のホールへ移動するのに余計な時間がかかってしまいます。また、カート道路の位置が悪ければ、後ろの組が安全防止の観点からグリーンを狙ったショットを打てなくなってしまいます。それらによって全体のプレー時間が長くなってしまいます。

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それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル（ペンネーム）
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは5.1。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い？」を運営。