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人気の外ブラ3モデルの対抗馬になり得るポテンシャル!ブリヂストンゴルフ「B3MAX」ドライバー・体験レポート

2024/03/30 ゴルフサプリ編集部

川﨑志穂,B3MAXドライバー

ブリヂストンゴルフから4月発売予定の「B3MAX」と「B3MAX D」ドライバー。モデル名は2つだが、実態は内部構造と特徴の違う3つのヘッドがラインナップされている。この最新モデルのメディア向け試打イベントに出席した編集部員が、その性能についてレポートする。
写真/ゴルフサプリ編集部

慣性モーメントはほぼ「10K」 基本性能は“流行りの優れた寛容性と曲がらない直進性”

B3MAX
「B3MAX」のカットサンプル。フェースとウェイト以外はカーボンで構成。

1)カーボンモノコックボディ
2)チタンカップフェース
3)タングステンウェイト(最大40g超!)
※サスペンションコア搭載

「B3MAX」のヘッドは3つのパーツで構成されている。ヘッドの”前(フェース)”と“後ろ(ウェイト)”以外は、カーボンという最先端かつ意欲的な設計だ。カーボンモノコックボディの採用によって生じた余剰重量をフルに生かし、ヘッド後方に最大40g超の重量を配置。“ほぼ10K”の大慣性モーメントを実現しており、流行りの“曲がらない・ブレないヘッド”となっている。

また、ヘッド内部とソールにウェイトを効果的に配置することで「B3MAX(10.5度)」「B3MAX(9.5度)」「B3MAX D(10.5度」という3つのヘッドの”性格”に明確な差を作り出す重心設定がなされている。

3つのヘッドの特性は、要約すると以下のようになる。

「B3MAX(10.5度)> スタンダード
「B3MAX(9.5度)> 低スピン
「B3MAX D(10.5度)> つかまり重視

今回は「B3MAX D」を中心に試打をさせてもらった。記者のプロフィールはヘッドスピード40m/s、アウトサイドイン気味のスイングでつかまるヘッドであることが必須。「B3MAX D」のスペックはロフト角10.5度、シャフトは「B3MAX」シリーズの純正シャフトであるVANQUISH BS40 for MAXのSとSR、またSPEEDER NX BLACK 50のSとSRの組み合わせを試した。

特徴に明確な差のある3つのヘッドとヘッドの性能を活かす「B3MAX」専用のVANQUISH

まずシリーズの中ではスタンダードタイプという位置付けの「B3MAX」の10.5度。つかまり度合いは高めだが、つかまりすぎるというほどではなく幅広いゴルファーに対応しそうだ。シャフト次第でハードヒッターと呼ばれる部類のゴルファーにもマッチすると思える。そして「B3MAX」シリーズは3つのヘッドを通して、一貫して直進性に優れており、オフセンターヒットにはとても”強い”。また、球質が強くなるような印象があった。これも「B3MAX」シリーズ全体を通して言えることだ。

次に「B3MAX」の9.5度。ボールをつかまえるのが不得手なタイプの記者でも、極端に”つかまらない”という印象はなかった。スライサーにとって、ドローを打つのはやや難しいヘッドではあるものの“打てない”という印象は持たなかった。弾道は中弾道、他の2つのヘッドよりも重心を浅く設定してあり、スピン量を抑えていることが明確に感じられる。「B3MAX」シリーズは、「B3MAX」の10.5度と9.5度、「B3MAX D」の10.5度でインナーウェイトの配置・設計に明確な差があるため、個々の特徴を感じられる。

シャフトはVANQUISH BS40 for MAXのSとSRで試打した。まだ体の温まっていない状態で試打をしたためか、SRで打っていた時のほうが良い球が出ていた。VANQUISH BS40 for MAXはインパクト前に心地よい加速感がありつつも、先端が暴れるようなことがなく、飛距離が伸びそうな印象。大慣性モーメントの「B3MAX」シリーズとの相性はすこぶる良い、という印象でもあった。

  • 「B3MAX D」のアドレスルック。オーソドックスと言ってもいいフォルムで構えやすい。

  • スリップレスバイトミーリングが施されたフェース。食いつき感のある打感が心地よい。

最後に「B3MAX D」の10.5度。他の2モデルと比べて明らかにつかまりやすい。スライサーを自覚する記者にとっては、安心して打つことができるので一発で気に入った。そして他2モデル同様にオフセンターヒットに強い。左右に打点を外しても方向性に大きな乱れがなく、やさしさも抜群だ。極端にフェース下部でインパクトした際も、低弾道のライナーで”ひとまず”距離は稼いでくれた。

優れた寛容性を備えるヘッドだが、これは“ほぼ10K”の大慣性モーメントだけでなく、フェースのスリップレスバイトミーリングも効果を発揮してのことだと思う。インパクトでボールが食い付く感触があり、フェースとボールとの接触時間が長いように感じられる。このイベントにゲストとして出席していた宮里藍プロは、これを「インパクトゾーンが長くなったよう」だと表現していた。ボールがフェースに乗っている感覚、ブリヂストンゴルフ風に言えば”乗り感”があるのだ。そうして打ち出されたボールは、適正なスピンで強く安定感のある飛び方をする。結果的に、飛距離も出る。

シャフトはVANQUISH BS40 for MAXのSRだと、シャフトが張り切って仕事をしてくれている感じなので、7割くらいのリラックスしたスイングで安定して飛距離が出てくれた。ただ、記者が最も飛ばせたのはSPEEDER NX BLACKの50・SRとの組み合わせだった。このシャフトの50・Sを普段から“マイシャフト”として使用していることもあるが、「B3MAX D」との相性も良いようだ。

宮里藍,川﨑志穂

宮里藍プロ同様、ゲストプレーヤーとして出席していた川﨑志穂プロは、「B3MAX」でキャリー250ヤード弱、トータルで270ヤード超えのショットを放っていた。そもそも飛ばせるプロであるということを差し置いても、すごい飛距離である。川﨑志穂プロは「ドローが打ちやすいヘッドです。変につかまりすぎることもなく、きれいなドローが出てくれます。それから、打球がヨレないというか、ネジれないですね。安定感のある飛びです。それに、飛びますね」と、飛距離はヘッドの性能ゆえだと話していた。コース内でのデモンストレーションでは、明らかに280ヤードに達するショットもあり、「ツアーでも使う選手が増えそうですね」とも話していた。実際、すでに「B3MAX」を実戦に投入してLPGAツアーのフェアウェイキープ率2位というスタッツを誇る古江彩佳プロだけでなく、吉田優利プロらが本格的にテストを開始しているという。

”ほぼ10K"の大慣性モーメントに独自技術であるスリップレスバイトミーリングを施したカップフェース、そしてスタンダード・低スピン・ドロータイプという個々に違う特性を備えた3つのヘッドをラインナップした「B3MAX」シリーズ。国産ブランドの2024年モデルの中では、人気の外ブラ3社に対抗し得るポテンシャルを秘めている、そう思わせるに十分な出来だった。発売は4月を予定しているので、気になる方は試打をして確かめてみてほしい。

「B3MAX」シリーズについては「B3MAX フェアウェイウッド」「B3MAX HY ユーティリティ」も発売される。それらの試打感は、近日続報を公開したいと思う。

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