ドッグレッグホールは自分の距離と確率で攻略ルートを決めましょう!
ドッグレッグホールは思い切って攻めるか、それとも安全に攻めるか、ゴルファーたちの腕の見せ所です。右ドッグレッグでしたら右側のコーナー方向には打たず、安全に左サイドに運ぶ「遠回りルート」がセオリーといえます。
木越えのショートカット狙いではリスクが大きいため、2打目の距離が遠くなってもグリーンの方向を狙いやすいエリアに運ぶほうがスコアを作りやすいからです。
それは頭で理解していてもゴルフのレベルが上がってくると挑戦欲が湧いてきますよね。今のプロたちは男子も女子も飛距離が格段に伸びて攻め方がアグレッシブになり、遠回りルートで攻めるケースが減ってきました。なぜショートカット狙いかというと2打目で小さい番手のクラブで打てるだけでなく、フェアウェイの幅が広く使えるからです。かといってアマチュアの方々もプロのように攻めればいいわけではありません。残念なことに私から見れば、90切りを目指す方々も含めて大半のゴルファーの飛距離は道具の進歩の割には以前とほとんど変わらないように思います。
最短ルートか遠回りルートかの選択は飛距離と確率次第
要はその人の飛距離と確率の問題であって、ドッグレッグホール攻略の基本は昔も今も変わりないのです。プロ並みに飛ばせる人ならショートカット狙いの方が逆に安全でしょうし、確率も高いといえます。それにドッグレッグホールの最短ルートは木越えだけでなく池越えや谷越えなどもありますし、ティショットが打ち下ろしなら思い切って自分の力量を試すためにチャレンジするのもいいと思います。イメージどおりのショットが打てたら成功体験が大きな自信とレベルアップにつながります。
ただし失敗しても後悔はしないこと。「越えなかったらどうしよう」と不安を抱えたまま打つのは絶対にNGです。伊能恵子成功の確率がかなり低いと判断したら、自分のレベルに応じた攻略ルートを選択してくださいね。
伊能恵子(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。




