フィッターですら、自分のスイングやクセが見えていないこともある?

T島 先日、大蔵ゴルフスタジオに入った新しいフィッター“ダイナマン”と話したんだけど、野球はガチだったんだね。

市川 新しいフィッターの野倉大南ですね。そうなんですよ。すごいいらしいです!

T島 市川代表って野球詳しくないので、感動がないと思いますが。大学野球では、中日の柳投手とか、ほんと今ですねプロ野球界で中心選手となっている選手と戦ってたのよ!

市川 スゴイデスネー(棒読み・野球詳しくなくてすいません)。

T島 感動が薄い!でも大蔵ゴルフスタジオチャンネルのYOUTUBEで、市川代表がダイナマンをフィッティングする動画があるじゃないですか?

市川 ありますね!

T島 彼も他のお店でフィッティングしてきてしっかり知識があるのに、自分のことってホントわからないものなんですね。

市川 そうなんです。意外と自分が見えなていない。以前、私とフィッター金子がお互いをフィッティングするという動画作りましたけど、自分のことは意外と冷静に見えていないんだなって思いました。

T島 はい。そうなんです!

ヘッドは変えてもシャフトは変えるな!がアンパイです

T島 はい!というわけで、今回は“純正シャフトガチャシリーズ”第3弾でございます。どうして人は“ガチャ”しまくるのか?

【純正シャフトガチャとは?】
T島氏の造語である。この言葉の意味するところは「純正シャフト前提でドライバーを頻繁に買い替える人は、その度に違うメーカー、違うブランド、違う性格のシャフトを使うことになる。極端なことを言えば、それはシャフトの良し悪しに関係なく『当たり外れ』のあるガチャをしているようなもの」

市川 T島さん? 自分への反省を込めてですか?

T島 まあそれもある。例えば打ちやすい3Wを求めて、新品や中古を売って買って売って買ってを繰り返すわけです。買い替え依存症ですね。でも、なかなか当たりに出会えない。これは、毎回シャフトが変わるわけですから、当たる確率が少ないわけです。毎回ガチャしているみたい!というのが“純正シャフトガチャ”です。

市川 20年前ぐらいのT島さんのイメージですか?

T島 グサッ……そうだよ。だからヘッドだけ変えてもシャフトは同じにしよう!でもシャフト選び難しいよね!と言うのが今回のテーマです。

市川 そうですね。まず自分で選ぶのは難しいんです。我々フィッターでも第三者の眼が欲しいですね。

T島 大蔵ゴルフスタジオのフィッター3名、新しいシャフトの試打ができるとお互い打ってすり合わせているのが面白いです。

市川 そうですね、理解度は深まりますね。あと試打シャフトはキッチリ計測しますから、その計測データで分類分けします。

T島 純正シャフトガチャって、“試打してよかったから”という理由で買っちゃうんですよ。まあ普通そうだけど。

市川 試打しないよりは全然良いですが、試打は1本ですけどコースではいろいろ打ってから、そのクラブを使ったりしますよね。

T島 そうだね。1Wを打った後に、フェアウェイウッドを打つし、アイアン打った後にウェッジを打つし、パターを除いた13本の中の1本だからね。

市川 ということは、“1本が良かった”ということだけで選ぶのは危険がありますね。

T島 そうだね試打した!と言っても、1本だけお店で打ってもそれだけじゃ不安が残るってことだね。

市川 そうなんです。T島さんがよく。全部セットで考えてね!ってフェアウェイウッドセット、ユーティリティセット、アイアンセット、ウェッジセットで統一感が必要って言ってますけど。

T島 そのセット同士の統一感も必要。

市川 そうなんです。以前もこの連載でやったとおもいますが、1本だけで買うのはリスクがあります。

T島 なんでコレ買ったんですか?って聞いたら、試打してよかったから!って言われる。まあ試打したのにコースではダメって、どないせぇちゅーねん。と暴れたくなります。

市川 どんなに1本だけ打って良くても、使うときは1本じゃない。

ドライバーのフィッティングでも、フルセット持ってスタジオへ行こう

T島 純正シャフトガチャになりやすい原因としては、自分のことは良く見えない。たまたまいい当たりだったのか? ホントに合ってるのかが、わかりにくいというのが一点。そして、1本だけ打ってもコースでは、13本の中の一本としてい使うので、コレ打った後に、これって……あれ??なんか違うぞ??ってなる。

市川 大蔵ゴルフスタジオでフィッティングの際は、13本持ってきてもらいたいんです。お客様の都合で、1本だけお持ちいただけないこともありますが、その際は他のクラブの構成をしっかりとお聞きします。

T島 ドライバーは1本だけだから別物という考え方もありますが。別物と言っても程度がありますからね。1本だけ超軽くするというのはリスクがあります。

市川 T島さん、よくやりたがりますよね。30グラム台はどうなんだろう?とかね。

T島 そういうとこが俺はだめなのかな?攻めすぎ??

市川 もちろんクラブに対して詳しい方はご自身で選んで成功されている場合もありますが、トップアマやプロはかならず選ぶ際はメーカーのツアー担当だったり、フィッターだったりと、専門的な人のチェックの元で選んでいますよ。

T島 そう言われてみればそうだね。大蔵ゴルフスタジオもツアー選手のフィッティングしているし。

市川 クラブに造詣が深い選手も多いですが、そういう選手こそ専門家の意見を素直に聞いてくれるんですよ。

T島 なるほどね。試打とフィッティングの違いって、13本トータルのバランスから、その1本が当たるかどうか見極めることができるってことね。

市川 T島さん、フィッティングってあまり信じてないといいつつ、しっかり聞いてくれているという。実は専門家の意見には素直に耳を傾けるタイプ。

T島 こらこら、買い替えて失敗しているダメなオジサンイメージでいいんだよ。

市川 いろいろ変えているように見えて、基準となる変えない13本はしっかり確保している。

T島 イメージ壊すなよ。

市川 でもコースでしっかり試して、つながりをチェックして変えない13本も変わっていってるんでしょ?

T島 そうなのよ。そのモノサシみたいなセットをブラッシュアップしていくのが楽しいの。でもフィッティングって、しっかり知識がある人がこれが合ってます!って太鼓判推してくれるだけで上手く打てそうな気がするから、そう言う意味ではいいと思います。

市川 クラブで迷うのが楽しい。という変態じゃない方が一般的ですから、大勢のゴルファーの皆さんにお越しいただいております。

T島 自分でなんとかしたい方は、まず試打してみる。よかったら自分のセットのシャフトの特性、スペック、そしてセットの重さのフローをチェックして、その流れを乱さず。13本の輪の中に入っていけるか考慮して買って下さい。

市川 大変そうですね。ぜひフィッティングにお越しください。

T島 ホント大変そうだ。ぜひともフィッティングに

文・T島

T島氏のプロフィール
ゴルフ関連のライター、動画撮影編集、ブロガー、フォトグラファー、YouTuber的な(笑)、いろいろやってます。ゴルフ、クルマ、カメラ、音楽、映画、ガジェット、が好きです。以前は、店舗の運営、出店、立て直しを25年やってましたが、何故かこんな仕事をしています。