【トゥダウンと逆しなり】ボールをとらえるには「クラブのクセ」を知らなければならない
【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】
クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスをおくるコーナー。ゴルフクラブを買う際に必要な「正しい知識」を教えてくれる! 今回も引き続きシャフト選びについて!
ゴルフスイング中の現象として、必ず理解しておかないといけない「ワード」があります。何かわかりますか?
それは「トウダウン」と「逆しなり」です。
厳密に言うと、大きい小さいはありますが、どんなクラブでも、どんなショットでも起きています。極論を言えばパターでも。
では、これはなぜ起きるのか?ということですね。
これは、ゴルフクラブの最大の機能であり、ゴルフスイングを複雑にしている最大の要素でもある、ヘッドの重心がシャフト軸上にない、ということから起きます。
そして、クラブにライ角という角度がついているので、ゴルフクラブを垂直には振らずに、いわゆるスイングプレーンは地面に対して斜めに振るのがゴルフスイングですので、その結果、重力の影響をもろに受けることになります。
この要因により、ヘッドは、スイング中に、地面方向に下がるいわゆる「トウダウン」現象が起き、タイミングによってシャフトが「逆しなり」をしてヘッド(フェース)が先行してインパクトを迎えることになります。
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