吉本ひかるがホールインワン、ツアー全体では12試合で9回
先週の国内女子ツアー「ブリヂストンレディスオープン」(千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C)最終日、吉本ひかるが8番ホールでホールインワンを達成しました。ツアー全体では今シーズン12試合目で、9回目となります。
過去最多を上回るペース
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によれば、年間の最多ホールインワンは、2018年の38試合で24回でした。
今シーズンは試合がひとつ減っていますが、現在のペースだと27.75回達成されることになります。ホールインワンの確率は、プロで3000回に1回。アマチュアだと1万回に1回といわれています。
パー3は18ホールでだいたい4つあるので、アマチュアは実に2500ラウンドすることが必要。数字上は、週に1回ラウンドしているゴルファーでも約50年かかることになります。とはいえ一度はやってみたいホールインワンは、どうしたらできるのでしょう。プロに聞いてみました。
森口祐子さんが達成した時は……
「ブリヂストンレディスオープン」の解説で来場していたのがツアー通算41勝の永久シード保持者で、ホールインワンは9回達成しているという森口祐子さん。どうしたらできるのかを質問したところ「運!」と言いつつも「した時を振り返ってみると、ティーショットを打つ前からグリーンはこう切れる、というのを読んでいて、その通りに打てましたね」と教えてくれました。
この日ホールインワンした吉本は「ティーショットの前にグリーンを読む、とかはなかったですけど、風もなかったのでピンを狙っていきました」と言います。
156ヤードを6番アイアンで放ったショットは「フロントエッジまで147ヤードだったので、150ぐらいに落とす予定だったのが少し飛びすぎて」ボールはピン手前1メートルに着弾。そのままカップに転がり込みました。ピンを狙う、とアグレッシブになったことで予定より数ヤード飛距離が伸びたことがホールインワンにつながったのかもしれません。
森口さんのようにティーショットの前からグリーンのラインが見えた時。あるいは吉本のように「ピンを狙う」と思えた時は、思い切って「エースを狙う」心意気で打つと確率が少しでも上がるのかもしれません。
アマチュアでも、数百万円の「ホールインワン賞」が受け取れる
このホールインワンで20万円の賞金をゲットした吉本は「美味しいものを食べます」と笑顔で話しました。
2019年の日本女子プロ選手権では200万円の賞金がかかっていたホールで達成し、自分へのご褒美でピアスを買ったそうです。
アマチュア資格規則でも、2012年からはホールインワン賞は金額の制限や賞品の限度額がなく受け取れるようになりました。これまで100万円を超えるような高額賞金。自動車などの高額商品を受け取ったアマチュアはいませんが、今年のペースだと、こちらもあるかもしれませんね。
(取材・文/森伊知郎)




