中古市場で人気の中空アイアンは? お買い得はチョイ前のテーラーメイド&PING
中古ゴルフクラブ業界に携わっって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回は、中空アイアンについてお話します。
弱点がなくなり、完成度の高い中空アイアンが増えた
中空アイアンは、キャビティバックアイアンのバックフェースにふたをしたような構造になっています。内部を中空にすることで重心深度を深くでき、やさしさがプラスされます。また、フェース厚を薄くできることから、見た目がマッスルバックのような形状でも飛距離を出しやすい強いヘッドになります。
そんな中空アイアンの走りは、1992年のテーラーメイド「ICW-5」「ICW-11」かと思います。当時から、各メーカーが試行錯誤しておりましたが、中空構造のアイアンは構造上、打感と打音が悪くなるためあまり好まれない傾向にありました。
しかし、ここ5~6年でその点が解消され、完成度の高い中空アイアンが発売されています。
中古市場で人気の中空アイアンは、やはり外ブラ!
1:PING「i525」(2020)
#7:29度/中古販売相場¥94,800~¥62,800 (6本)
2:テーラーメイド「P790」(2021)
#7・30.5度/中古販売相場¥91,800~¥59,800 (6本)
3:PING「i59」(2021)
#7・34度/中古販売相場¥95,800~¥62,800 (6本)
4:テーラーメイド「P770」(2020)
#7:33度/中古販売相場¥87,800~¥56,800 (6本)
5:PING「i500」(2018)
#7:29度/中古販売相場¥57,800~¥37,800 (6本)
それぞれのモデルの#7のロフト設定を見ても分かるように、ロフト33度前後のモデルは、中・上級者向けのモデルです。
飛距離を重視する初・中級者向けの方は、ロフト29度前後のモデルがオススメです。
さらにやさしく打てる中古・中空アイアンもオススメ
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