ブッシュネルの2024最新フラッグシップモデルと史上最軽量の距離計測器をコースで試したよ!
野村タケオのゴルフ実験室
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。最近のゴルフの必需品と言えば距離計測器です。距離計測器にもいろんなタイプがありますが、レーザータイプと言えばブッシュネルでしょという人も多いはず。プロの使用率も高く、信頼出来るメーカーですよね。そんなブッシュネルから新しく2種類の距離計測器が発売されました。2つともとても特徴のあるモデルということなので、両方をコースに持ち込んで使ってみました。
<取材・文・写真提供 ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ>
今回発売されたのは、高性能モデルの「ピンシーカープロX3プラスジョルト」と、ブッシュネル史上最小・最軽量となる「ピンシーカーA1スロープジョルト」の2種類です。
まずは「ピンシーカープロX3プラスジョルト」ですが、これはもう本当に高機能!計測の速さは当たり前ですが、ピンシーカー機能でピンなどの細いものを捉えた時にはビビっと本体が振動することに加え、画面の周辺にレッドリングが発光し、計測が完了したことがわかります(ダブルジョルト機能)。ディスプレイの文字は赤色表示の「赤色ハイコントラスト」と黒色表示の「LCD」にボタンひとつで切り替えることが出来ます。ピンを測定できる距離も600ヤードあるので、どんなホールでも困ることはなさそうですね。
高低差を加味した距離を表示するスロープ機能ももちろん付いていますが「気温・高度(気圧)」をも加味した、打つべき距離を表示してくれる「エレメント機能」もあります。
そして新しくスマートフォンのアプリとBluetoothで連動することで「風向き・風速」を矢印と数値で表示してくれる機能が追加されました。完全防水設計(IPX7)なので、雨の日でもガンガン使えます。いや〜もう高機能すぎますね。
さっそくコースで使ってみましたが、本体は少し大きめでズッシリとした重みもあります。いかにもブッシュネルといった頑丈さを感じますね。
ボタンを押すだけで計測ができるのですが、そのスピードが本当に速い。細いピンにもすぐに当たるし、当たった時には振動と、画面の中の縁が赤く光ることですぐにわかります。
Bluetoothでアプリと連動して使ってみると風向きと風速がわかるので、ショットの際に参考になりますね。もうこれ本当にキャディさんいらなくなっちゃいますね。
しかし、そういう便利な機能や高低差などの数値が出る機能は競技に参加する時などはオフにしないといけないのですが、本体上部先端のスライドスイッチで簡単にオフにできます。しかも、誤ってスイッチがオンになってしまわないように、ロックシステムが採用されているんです。競技に出る僕としては、これ地味に嬉しい機能です。
1ラウンド使ってみてどうだった?
次のページ